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●今度のヨン様は一味違う。一人3役にも注目
冬ソナ以降、甘い笑顔がトレードマークのヨン様だが、 「太王四神記」は1,600年も前の古代を背景とする時代劇だし、満州まで領土を広げたカリスマの戦略家、広開土大王の役なので、今までとはかなり違う顔を見せてくれるはず。
しかも今回のヨン様は、第1話と第2話では、天帝の息子であり太陽の力を持つヘモス(解慕漱)から、ヘモスの息子で卵から生まれたという伝説のある高句麗(コウクリ)の始祖東明王となるジュモン(朱蒙)へ生まれ変わり、第5話からは高句麗19代目の王「広開土大王」として一人3役の大活躍なので期待しないわけにはいかない。
ニュース検索で金鍾学監督のインタビューを読んでいたら、「日本でヨン様の筋肉もりもりの写真集が20万部も売れたそうだが、『残念ながら彼の筋肉をさらすような場面はないでしょう』」と言っていた。ヨン様ファンを何だと思ってるのさ〜。
映画「ロードオブザリング」の特殊効果を担当したWETAのスタッフがコンピュータグラフィックとセットのミニチュア制作に参加し、第1話と第2話の韓国建国神話をドラマ史上最高の技術でファンタジー風に仕上げるというから、私なんて「HDテレビを買って放映を待つしかない!」と早速旦那を説得している始末です。
●2006年の韓国ドラマは時代劇が目白押し
2006年の韓国ドラマの特徴は、「太王四神記」を始め高句麗が背景の時代劇が多いということ。SBS、KBS、MBC3社ともに2005年の視聴率を時代劇が引き上げたこともあり、今年も莫大な制作費をかけた時代劇もしくは時代劇風のトレンディードラマをあれこれ準備している。
ネットユーザの投票で2006年の期待作に選ばれたドラマはMBCの「宮」。漫画が原作で、もし今の時代まで朝鮮王朝が続いていたら、という仮説の基に、高校生で庶民の娘が妃に選ばれ、あれこれ問題を起こしながらも立派な王妃として成長するというストーリーの中に、王位継承をめぐる暗闘や三角関係、出生の秘密などを盛り込んだ。撮影は順調に続いていて、ついに1月11日よりMBC水木ドラマとして放映が始まる。「宮」については次回詳しく報告しますね。
<おまけ>
(趙章恩)
■著者紹介
趙章恩(チョウ・チャンウン):韓日ITジャーナリスト
3歳から高校卒業まで韓日を行き来する生活で、中学生の頃から通訳として活躍。韓国大手商社の日本担当を経て現在ITジャーナリストであると同時に、世界中から殺到するIT視察団を切り盛りするコーディネーターとしても多忙な毎日を送っているが、寝る時間を削っても毎日最低2時間はドラマを見てしまう「ドラマ廃人」。ITよりドラマや芸能界事情のほうが詳しいのではと疑われている。日経新聞「ネット時評」、BCN、夕刊フジなどに連載。著書に「韓国インターネットの技を盗め!」(アスキー刊)、「日本インターネットの収益モデルを脱がせ!」(ドナン出版)など。
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