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2005年11月24日
●今年も冬ソナの季節がやってきた
昨日(11月21日)ソウルは初雪だった。といっても深夜ちらっと降っただけだが、ついに冬ソナの季節かと思うとこの1年も早すぎ〜と年取るのが悲しくなってしまう。
韓国人は初雪といえばみんな何かしら甘酸っぱい思い出を持っている。ドラマに限らず全国のカップルが「初雪が降る日にどこどこで会おうね!」と約束をするのが通例。初雪が降る日彼女のマンションのベランダの下で雪だるまを作って彼女が窓を開けるまで待っていたとか、雪に足跡で「サランへ!(愛してる)」と残して「外見て!」とショートメッセージを送信するなんていうのはもう古いといわれているけど、でもやっぱりいるんだよね。特に遠距離恋愛なんて初雪が降る日の長電話は基本中の基本である。韓国に彼氏がいる人は天気予報をチェックして、雪の日には必ず電話をするべきである。
韓国の冬は三寒四温といって、寒い日が3日続いて温かい日が4日続くんだけど、雪はいつも暖かい日に降る。この時期海に行くと、ドラマのように人の少ない雪の海岸を走りながら「私を捕まえて〜」なんてことをやっているカップルの多いこと〜。こんなバカカップルをダッサルカップル(鳥肌カップル)と呼んでいる。
●ネット発書籍「今週、妻が浮気します」が韓国上陸
先日、こういう1年を振り返る時期にふさわしい本が日本からやってきた。日本で話題の「今週、妻が浮気します」(関連記事)の韓国翻訳版である。韓国ドラマの常連素材の「浮気」、でも韓国では儒教の考えが残っているせいか、男性の浮気は許しても女性の浮気は許せないという人が多い。女性は結婚すると何よりも子供が大事なので浮気など想像もしないだろう、と男性たちは勝手に思い込んでいるようだ。だが、同じ女性の間でも女性の浮気はタブーで、夫の浮気に耐えられず苦しんでいるとき素敵な人に出会ってしまった、という同情的な場合以外はとんでもない人とレッテルを張られるのがオチ。ドラマでも妻の浮気はめったに出てこない。
年中ドラマでは浮気する夫が出てくるけど、韓国で結婚した人の浮気は犯罪だ。懲役2年以下の姦通罪に当たる。これは離婚届けと同時に配偶者が警察に届け出る親告罪で、最後の手段として残されている。この前テレビの討論番組で姦通罪を廃止するべきかについてやっていたけど、難しい問題だよね。ドラマではこれを悪用して酔っ払った男性を引きずりこんで女性と一緒にいる写真を撮り、「私の妻と浮気するなんて姦通罪でぶち込んでやる〜」と和解金を要求する場面が度々出てくるんだけど、実際にもこういう詐欺があるみたい。
だから「今週妻が浮気します」は、韓国では表に出ない女性の浮気をテーマにした本だからと、最初は「失楽園」並みのすごいディープな小説と思われていた。だが中身はすれ違う夫婦、妻を愛しながらうまく表現できなかった夫の切なさ、一生懸命自分のことのように興奮し激励し見守ってくれるユーザたちの暖かい気持ちが一冊にまとまった、夫婦愛を書き綴った特別な本だったからその意外性から静かにブームになっている。「浮気」をテーマにしながら、これほど「私も文句ばかり言ってるけど、やっぱり旦那さんのことを愛していたんだわ」と気づかせてくれる本はない、とまで言われている。
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