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●強烈な悪役から一転、純粋なヒロインを演じたチョン・へヨン
SBSドラマ「火の鳥」で車椅子に乗った強烈な悪役ミランで実際の旦那さんにまで「怖い」と言われた演技派チョン・へヨン(※)が、今回は180度変身。「火の鳥」で、社長令嬢からお父さんの死により販売員、家政婦をしながらたくましく家族を養う故イ・ウンジュの役に近い、過酷な運命に立ち向かう純粋な主人公ジュヒを演じる。
●悪役なのに大人気のキム・ソンス
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悪役が似合いすぎ? 韓国女性に大人気のキム・ソンス (c)iMBC |
ジュヒの彼氏で、拷問により命よりも大事なものはないと、弁護士でありながら暴力団の部下として次から次へとジュヒを懲らしめる悪役を好演しているキム・ソンス。悪役なのに女性達にすごい人気! わけありの悪役で、あんなに悪いことをしながらもまだジュヒを愛しているようなセリフもあったりして、ドキッとしてしまう。
ラグジュアリー&セクシーの代名詞になったキム・ソンスだが、デビューはなんと「韓国版仮面ライダー」である「地球勇士ベクターマン」! その後の長い無名時代には、下着モデルやチラシモデルもやっていた。俳優として認められるようになったのはアダルト映画に近かった「おいしいセックスそして愛」という映画がきっかけになった。その後、ピとソン・ヘギョ主演の「フルハウス」とイ・ドンゴン主演の「ガラスの華(ユリファ)」で、主人公の彼女を片想いするやさしくも柔らかい役柄で注目され始め、29歳で2004年SBS演技大賞新人賞を受賞した。
キム・ソンス本人も「これが始めての悪役ですが、僕の彼女からもその目線が気持ち悪いと言われてしまいました」というほどハマリ役。個人ホームページに「愛する人を守るために仕方なく悪魔と契約する役なので、今までとは違った慎重な演技が要求されるからとても楽しくやりがいがある」と。また、「悪役なのにこんなに人気が出るとは予想もしなかった」と驚いていた。
キム・ソンスは9月から日本、台湾などアジアファンツアーに出かける。日本ではドラマ「ガラスの華(ユリファ)」が、台湾では「フルハウス」が公開され彼も韓流スターとして注目されるようになったからだとか。
●こだわりの人キム・サンギョンは弁護士役を好演
「殺人の追憶」でソウルからやってきた刑事役のキム・サンギョンも久々のドラマ出演で、秘書のジュヒを愛しながらも疑夫症の奥さんとも別れられない熱血弁護士ソ・ジョンホ役。キム・ソンスと対立する「善」としていい味を出している。初めて悪役演技に挑戦するキム・ソンスと演技対決を広げているキム・サンギョンは昔から弁護士だったように安定した演技でドラマの中心を支えている。ジュヒへの微妙な感情変化も纎細に表現できる人で、「視聴率にこだわる俳優にはなりたくない」とMBCドラマ視聴者掲示板に書き残したほどこだわりのある人だ。
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元彼と尊敬する上司の間で揺れるプラトニックラブストーリーにもご期待 (c)iMBC |
二人の火花散る演技対決。かっこいい〜 (c)iMBC |
●サスペンスありラブストーリーありコメディーあり、そして演技派揃い
助演達も負けてはいない。ソッギを誘惑するセクシーな秘書はモデル出身のハン・ゴウン、ソ・ジョンホを助けるとてもスマートでかわいい女性弁護士は演劇俳優出身のチュ・サンミ、それに新人俳優らも多数登場している。
演技派勢揃いのサスペンスあり、ラブストーリーあり、コメディーありと助演までしっかりしている弁護士達。今までの韓国ドラマとは一味も二味も違う、キャラクターがしっかり生きていてストーリに埋もれないこのドラマに、ハマってみませんか?
※注 俳優名と役名を区別するために、俳優名にはアンダーラインを付けました。
(趙章恩)
■著者紹介
趙章恩(チョウ・チャンウン):韓日ITジャーナリスト
3歳から高校卒業まで韓日を行き来する生活で、中学生の頃から通訳として活躍。韓国大手商社の日本担当を経て現在ITジャーナリストであると同時に、世界中から殺到するIT視察団を切り盛りするコーディネーターとしても多忙な毎日を送っているが、寝る時間を削っても毎日最低2時間はドラマを見てしまう「ドラマ廃人」。ITよりドラマや芸能界事情のほうが詳しいのではと疑われている。日経新聞「ネット時評」、BCN、夕刊フジなどに連載。著書に「韓国インターネットの技を盗め!」(アスキー刊)、「日本インターネットの収益モデルを脱がせ!」(ドナン出版)など。
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