ボタンを長押ししてからGoogleアシスタントが起動した後は、基本的にスマホアプリのGoogleアシスタントと同じように音声で入力したキーワードや天気予報の検索、カレンダーに登録されているスケジュールの読み上げ、Google Play Musicアプリで配信されている音源を音声で検索・再生ができる。AIアシスタントを起動するために「OK グーグル」のようなトリガーワードを発声する必要はないが、その後の操作は音声入力が必要だ。マイクの音声認識の精度はヘッドホン・イヤホンの作り込みにもよるので、小さい声でも正確に拾ってAIアシスタントが認識してくれるかはその製品次第。ボーズのヘッドホンの完成度は高いと思うが、いずれにせよ満員電車の人混みの中で使うのは少しためらってしまいそうだ。
アマゾンのAlexaを内蔵するブラギのイヤホンも、昨年の12月に日本で発売されたものを試してみたが、こちらは当時音声入力による操作が英語にしか対応していなかったものの、Amazon Music Unlimitedの日本版サービスから音楽を検索・再生したり、天気やニュースなど情報検索もできた。Alexaを内蔵する製品も、今年Jabraとベイヤーダイナミックが日本で製品の発売を控えている。