8月にはニューアルバム『がらくた』をリリースした桑田佳祐。10月17日・18日の朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターを皮切りに全国アリーナ&5大ドームツアー『桑田佳祐 LIVE TOUR 2017 「がらくた」』をスタートしているが、先週末(11日・12日)の東京ドーム公演より、男性ソロアーティストとして史上初の2度目の5大ドーム公演に突入した。
桑田の東京でのライブは今年7月に開催された自身初、Billboard Live Tokyo以来のこと。開演の時間を迎え、ステージに桑田が現れ歌い始めると東京ドームに詰めかけた約5万5千人のファンから歓声が起きた。まず、前半ブロックでは、ニューアルバム『がらくた』より、『簪 / かんざし』や『大河の一滴』など立て続けに披露。さらに、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』の主題歌として採用された『若い広場』も披露した。また、途中、『恋人も濡れる街角』の一節を、東京ならではの歌詞に変えて披露した場面では、「東京は今 どんどん街が変わる オリンピックが始まるんだなぁ」と哀切を感じさせるフレーズに続けて、「あっという間に変わる街 東京都・・・東京都?・・・京都かいっ!!」とギャグで締めるという一幕も。『悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)』では、スクリーンに30年前の写真から今日に至るまでの桑田佳祐の写真が映し出され楽曲に合わせて移り変わっていといった演出もあった。