【誌上セミナー】JNTO発外客攻略のヒント『長期滞在見込めるFIT市場』 | RBB TODAY

【誌上セミナー】JNTO発外客攻略のヒント『長期滞在見込めるFIT市場』

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『週刊トラベルジャーナル』2016年12月19・26日発行号
  • 『週刊トラベルジャーナル』2016年12月19・26日発行号
  • アジア各国・地域への訪問客数の前年比
中山理映子JNTOパリ事務所長

 もともと文化的に日本への関心が高いフランスで、訪日旅行の人気は着実に高まっている。長期滞在が多いこのフランス市場をさらに伸ばすためには、同じく人気のほかのアジア諸国と差別化し、探究心旺盛なFIT層に応える環境整備が必要だ。

 最近のフランス人のバカンス先としてアジア方面は人気エリアの1つだ。なかでも日本は群を抜いて成長率が高い。とりわけ東日本大震災後の回復とその後の伸びは著しく、15年に初めてフランスからの年間訪日者数が20万人を突破。今年も前年比約20%増のペースで推移している。

 増加の背景には、メディアへの露出や航空・旅行会社との共同広告等のビジット・ジャパン・キャンペーンの実施、フランス語版の訪日ガイドブックの相次ぐ発行など、各方面での取り組みが奏功したこともあるが、日本や日本文化そのものへの関心の高まりも大きく寄与していると考えられる。知的好奇心が旺盛で、これまで世界中の文化・文明を幅広く吸収してきたフランス人にとって、固有の伝統文化と強い経済に裏打ちされた現代性を持つ日本は憧れの国の1つ。特にパリ市内では伝統芸能から現代アート、映画、ポップカルチャーまで日本の文化・芸術関連のイベントが盛んに行われており、日本文化に触れる機会も多い。
《トラベルジャーナル》

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