自動運転技術を支援!物体検出機能搭載ステレオビジョン | RBB TODAY
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自動運転技術を支援!物体検出機能搭載ステレオビジョン

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検知対象は約10cmと精度が高いため、路上の小物体や縁石などの段差も検知することが可能となっている。撮影画像からリアルタイムに地面の高さ情報、距離情報、高さ情報などを表示することができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 検知対象は約10cmと精度が高いため、路上の小物体や縁石などの段差も検知することが可能となっている。撮影画像からリアルタイムに地面の高さ情報、距離情報、高さ情報などを表示することができる(撮影:防犯システム取材班)
 ZMPは3日、ステレオカメラRoboVision2を用いた物体検出機能を搭載した「ZMP RoboVision2 物体検出パッケージ」の出荷を開始したことを発表した。

 RoboVision2は、SONY製の超高感度CMOSセンサーを搭載したステレオカメラで、センシングシステムの研究開発用途などを想定したシステムとなっている。

 「ZMP RoboVision2 物体検出パッケージ」は、ステレオカメラの視差画像から距離を算出し、検出した物体の大きさとカメラからの位置座標をリアルタイムに可視化することを可能とする。

 物体の高さ、幅、奥行きを検出でき、高さ10cm程度のものから検出可能となっている。検出誤差の精度は、条件が揃えば検出距離130mで誤差1%以下となる。

 自動車のADAS(先進運転システム)、自動運転技術やロボット開発技術など、周辺環境認識を利用するシステムに活用することを可能としている。

 価格はRoboVision2本体が80万円。「RoboVision 2 物体検出オプション」が50万円RoboVision2本体とPCセットの「RoboVision 2 PCセットパッケージ」が120万円。RoboVision2本体と物体検出オプション、PCをセットにした「RoboVision 2 物体検出パッケージ」が170万円となっている。
《防犯システム取材班/小池明》
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