迅速な救助活動を実現する自動解錠機能付き防災倉庫 | RBB TODAY
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迅速な救助活動を実現する自動解錠機能付き防災倉庫

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会場では起震台の上に自動解錠装置付き防災倉庫を設置し、震度の違いによる装置の働きの違いがデモ展示された(撮影:防犯システム取材班)
  • 会場では起震台の上に自動解錠装置付き防災倉庫を設置し、震度の違いによる装置の働きの違いがデモ展示された(撮影:防犯システム取材班)
  • 自動解錠装置付き防災倉庫の施錠部分。解錠装置は内部に設置されており、平時はキーを使って施錠・解錠を行う(撮影:防犯システム取材班)
  • ヨドコウの各種ラインナップを使った防災倉庫としての利用を想定した展示(撮影:防犯システム取材班)
 非常用備蓄や救助用具が入っている防災倉庫のキー管理は、幾つかの課題が存在する。

 安全面や防犯面を考えると、平時はきちっと施錠しておく必要があるが、いざという時にキーを管理する人間が迅速に駆けつけられなければ、中のものを取り出すことができず、防災倉庫としての役目を果たすことができない。

 そうした課題があるなか、淀川製鋼所(ヨドコウ)は、インテックス大阪で開催されていた「防犯防災総合展 in KANSAI 2016」にて、自身解錠装置付き防災倉庫を参考出品した。

 電池&電源不要で動作する解錠装置で、震度6弱以上の揺れを感知すると自動的に施錠が外れる仕組みになっている。震度6弱よりも小さな震度や、イタズラなどで揺らした程度では解錠しないとのこと。

 この機能により、大地震発生時にキーを紛失してしまったり、管理者が防災倉庫に駆けつけられない時でも、自動で解錠されるので迅速な救助活動などが行えるのだ。

 ヨドコウでは、他にも防災倉庫をラインナップしており、地面の隆起に伴うレールの変形による扉の開閉への不具合を防ぐ「ヨド物置 エルモ」、3枚扉で間口が広い「ヨド物置 エスモ」、ウレタンフォームを充填することで断熱効果とホコリの侵入が防げる「ヨド蔵 MD」などがあり、今回の自動解錠機能と組み合わせて防災倉庫として運用することができる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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