業務車両の安全管理を可視化するクラウド型位置情報サービス | RBB TODAY
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業務車両の安全管理を可視化するクラウド型位置情報サービス

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「docoですcar Safety」による安全運転レベルを測定する“ドライブ診断”の結果イメージ。ドライバー自身も自覚していなかった運転のクセなどを見える化することができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 「docoですcar Safety」による安全運転レベルを測定する“ドライブ診断”の結果イメージ。ドライバー自身も自覚していなかった運転のクセなどを見える化することができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 「docoですcar」はスマートフォンで取得される各種センサー情報を活用し、車両や人の「動態管理」「安全運転支援」を提供するクラウド型位置情報サービス(撮影:防犯システム取材班)
  • 「docoですcar」の管理者用画面。管理対象の車両がどこにいてどんなステータス(荷下ろし中なのか待機中なのかなど)なのかを一覧で表示することが可能だ(撮影:防犯システム取材班)
  • ドライバー側のステータス入力画面。今回の展示では、配送事業者を想定した項目になっているが、任意で設定を変更することもできる(撮影:防犯システム取材班)
  • 東レと共同開発した生体電極用導電性繊維「hitoe」を利用した眠気検知システムも参考展示。ドライバーに着てもらうだけで、眠気やストレスの状態を管理者が把握できるようになる(撮影:防犯システム取材班)
 NTTドコモは東京ビッグサイトで開催された「Japan IT Week 春 2016」内の「第5回 IoT/M2M展 春」にて、スマートフォンのセンサー情報を活用したクラウド型位置情報サービス「docoですcar」などの展示を行った。

 「docoですcar」は運行管理業務を総合的に支援する企業向けクラウドサービスで、サービスメニューは動態管理を行う「docoですcar NEXT」と、安全運転支援の「docoですcar Safety」で構成されている。

 「docoですcar NEXT」は、ドライバーが所持するスマートフォンのセンサー情報を活用し、車両の位置や状態をリアルタイムで把握できるシステム。パソコンやスマートフォンの画面で管理者が現在位置を把握でき、スマートフォンからの定期的な位置情報送信に加えPCからの随時検索も可能だ。

 導入例としては車両管理業務の効率化を目的とする物流事業者のほか、高校のシャトルバス向けに導入したケースもあるという。生徒が利用するバスの現在位置を確認することでおおよその到着時刻を把握することができ、ダイヤが乱れた際に到着時刻の問い合わせが殺到するといった事態も改善することができたとのこと。

 「docoですcar Safety」はデータ・テック社の運転解析技術を活用し、「ブレーキ」「右左折」など5つの項目で診断して安全運転レベルを可視化するサービス。ヒヤリ・ハット事例だけでなく日常の運転習慣から診断するため、ドライバー自身も気付いていなかったような運転のクセなどを見抜いて安全運転技術を向上させることが可能だという。

 同社ブースの説明パネルには、サービスを導入したことで事故件数を減らすことができたほか、自動車保険の割引率がアップしたり、燃費が向上したといった副次的な効果もあったという利用者の声が紹介されていた。

 利用料金は「docoですcar NEXT」、「docoですcar Safety」ともに1台あたり年額12,000円(税別)。2台から導入可能。

 また、参考出展として、東レと共同開発した生体電極用導電性繊維「hitoe」を利用した眠気検知システムを展示。ドライバーの眠気やストレスを検知することで、居眠り運転などを未然に防ぐためのシステムだという。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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