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これは意外? 「SIMフリースマホ+大手キャリアSIM」の活用は約4割

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SIMフリースマートフォンに挿入しているSIMカード(出典:MM総研)
  • SIMフリースマートフォンに挿入しているSIMカード(出典:MM総研)
  • SIMフリースマートフォンの購入価格(出典:MM総研)
  • 購入時の重視度/利用満足度(出典:MM総研)
 MVNOによる格安SIMプランの提供、iPhoneのSIMフリー版販売開始などで、日本でも「SIMフリー端末を使う」という選択が広がってきた。では、実際にSIMフリー端末を持っているユーザーはどういう使い方をしているのだろうか?

 MM総研は26日、SIMフリースマートフォン利用者の購入実態・満足度に関する調査結果を発表した。調査時期は2015年12月で、SIMフリースマホ利用者1,087人から回答を得ている。このテーマでは初の本格的な調査だという。

 まず、SIMフリースマホ利用者に「挿入しているSIMカードの種類」について聞くと、「MVNO SIMカード」が54.0%と過半数ながら、「大手キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの4キャリア)のSIMカード」も38.9%存在。「海外のSIMカード」1.9%も存在した。“SIMフリー端末とMVNO SIM”というと、ほぼイコールのようなイメージがあるが、実際には、大手キャリア利用者が積極的に活用している実状が明らかとなった。

 SIMフリースマートフォンの平均購入価格は32,418円。価格帯別(購入価格がわからないというユーザーは除外)でみると、「25,000円以上30,000円未満」が12.4%で最多。「30,000円以上35,000円未満」11.2%がそれに続いている。全体の累積で見ると、「20,000円未満」で35.1%、「30,000円未満」だと56.8%と過半数になっており、比較的安い価格で購入されていることもわかる。

 実際「SIMフリースマートフォンを購入した際にどのような項目を重視したか」を全22項目で聞いた結果も、「端末価格」70.1%が最多。以下は「画面サイズ」「LTE対応・通信速度」「端末の操作性・使いやすさ」「データ容量(ROM)」の順だった。同様に、「購入後の利用満足度」について聞くと、もっとも高かったのは「画面サイズ」56.8%。以下「端末の操作性・使いやすさ」「LTE対応・通信速度」「ディスプレイ解像度」「端末価格」だった。
《赤坂薫》
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