サミット警備にも採用! 穴が空いても沈まないウレタン注入ボート | RBB TODAY
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サミット警備にも採用! 穴が空いても沈まないウレタン注入ボート

エンタープライズ セキュリティ
ウレタン注入ワイドタイプ。軽量ながら船体の剛性が高く、波の抵抗に負けない走行性能を実現している。定価はフル装備で約400万円(撮影:防犯システム取材班)
  • ウレタン注入ワイドタイプ。軽量ながら船体の剛性が高く、波の抵抗に負けない走行性能を実現している。定価はフル装備で約400万円(撮影:防犯システム取材班)
  • こちらは消防団などに向けた小型の多目的ボート。集中豪雨時の水害などで救助用として活用できる。全体にウレタンが注入されており、価格は250,000円(撮影:防犯システム取材班)
  • 同製品の一部分をカットした断面図。中には空気ではなく、水が染み込みにくい硬質ウレタンが充填さてており、ラバー部分が損傷しても沈むことなくボートとして使い続けることができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 機動性を確保するなら別途船外機をつけることで、モーターボートとして運用することができる。また運搬用にタイヤも付いているので牽引車と組み合わせて柔軟な運用が可能だ(撮影:防犯システム取材班)
 パシフィコ横浜で5日まで開催されていた「第20回 震災対策技術展 横浜」に出展した浜口ウレタンは、ウレタン注入ボート「ハマウレボート」の展示を行った。

 展示されていたのは硬質ウレタンが注入された「ハマウレボート」。外見はゴムボートのようなルックスとなるが、ボートの底面及び側面の内部には空気ではなく、水をほとんど吸収しない硬質ウレタンが注入されており、ラバー部分が破れても、穴が開いても沈まないため、津波や水害被害地域での救難活動や、警備用途での使用に耐えうる製品となる。

 通常のボートでは災害時に水に浮遊する障害物などとの接触によるダメージが大きいが、同製品であれば障害物との接触によるダメージの影響も少なく、救助活動に適している。

 すでに消防関係などからの多数の引き合いがあるそうだが、今年5月に三重県で開催される伊勢志摩サミットでは、洋上の警備艇として10艇導入されることが決定しているとのこと。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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