高画質赤外線サーモグラフィカメラとレンズを発売……日本アビオニクス | RBB TODAY
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高画質赤外線サーモグラフィカメラとレンズを発売……日本アビオニクス

エンタープライズ ハードウェア
定温度範囲 -40~+500度/設備診断用モデルの「R500EX」の本体(画像はプレスリリースより)
  • 定温度範囲 -40~+500度/設備診断用モデルの「R500EX」の本体(画像はプレスリリースより)
  • 同カメラにより撮影された基板熱画像のイメージ(画像はプレスリリースより)
  • 自動動画収録機能のイメージ図。トリガー信号の入力により自動録画スタート&ストップを実現(画像はプレスリリースより)
  • 21μm近接拡大レンズによる10円玉を撮影した熱画像。高画質カメラの性能を活かした精細な撮影が可能(画像はプレスリリースより)
 日本アビオニクスは12日、赤外線サーモグラフィカメラ「インフレック R500EXシリーズ」を発売開始した。

 最大120万画素(1280×960)で熱画像の撮影&記録を可能としている。従来機種と比べて、15HzだったPCへのリアルタイム転送速度を30Hzにすることで2倍の転送速度を実現。外部トリガー信号をカメラ本体が受け取ると、解析ソフトウェアの自動動画記録開始などにも対応している。

 また、同時発売される21μmおよび52μm近接拡大レンズにより、通常ならできなかった微小物の温度測定も可能だ。想定する利用シーンとしては、研究&開発分野、高温物の測定、電気設備やプラントの配管の点検、コンクリート構造物などの剥離診断などとなる。

 測定温度範囲や用途が異なるカメラ3モデルで構成され、微小物の測定や広範囲の測定に最適な3種類のレンズも同時発売される。いずれも出荷予定は1月下旬から。

 カメラは、測定温度範囲 -40~+2,000度/フル機能R&D用モデルの「R500EX-Pro」が 2,380,000円、測定温度範囲 -40~+500度/設備診断用モデルの「R500EX」が1,980,000円、測定温度範囲 -40~+120度/構造物診断用モデルの「R500EX-S」が1,800,000円。

 レンズは、3倍視野拡大レンズが980,000円、21μm近接拡大レンズが980,000円、52μm近接拡大レンズが680,000円となっている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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