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工学院大と富士通、理論限界を超えた「超解像技術」をスマホに搭載

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超解像ON。雲の輪郭や山並みの影に、違いが発生
  • 超解像ON。雲の輪郭や山並みの影に、違いが発生
  • 元画像(超解像OFF)
  • 「arrows NX F-02H」外観
 工学院大学(情報学部情報デザイン学科 合志 清一教授の研究グループ)は18日、先進的な超解像技術の共同開発に、世界で初めて成功したことを発表した。

 この技術では、従来の理論的限界を超える高精細映像を、リアルタイム再生可能だという。すでに多くの放送・映像メーカーからも高く評価されており、国際的にも注目されているとのこと。一般的には用いられていなかった、独自の非線形信号処理方式を採用することで、スマートフォン上でソフトによる動作を実現。この技術により、スマートフォンでも鮮明な映像を再生できる。

 今回その技術を、スマートフォン向けに富士通と共同開発。HD画質以上の動画コンテンツにも超解像技術を適用可能とした。映像処理エンジン「Xevic(ゼビック)」として製品化され、「arrows NX F-02H」(11月にNTTドコモより発売予定)に搭載される。
《冨岡晶》
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