“パクリ本”騒動・葉石かおりさん、出版社の謝罪は不十分と批判 | RBB TODAY
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“パクリ本”騒動・葉石かおりさん、出版社の謝罪は不十分と批判

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 利酒師でエッセイストの葉石かおりさんが、自著『うまい日本酒の選び方』の内容が同書を出版するえい出版(えいは木へんに世)によって自身に無断で別の書籍に転用されたことを訴えていた問題で、同社の謝罪が不十分だとして批判した。

 葉石さんは26日に「パクられました」と題して更新したブログで、「拙著『うまい日本酒の選び方』の内容、写真が許可無しに、パクられてしまいました。明日、セブンイレブンでタイトル『日本酒入門』で限定販売されてしまうと、発売日前日に担当者から連絡がありました」と明かし、自身に無断での二次使用に「あまりに悲しいですね」とし、回収を望んでいた。

 その後、騒動を受けて出版社側が同書の回収を発表。28日には公式サイト上で「『日本酒入門』は、過去、弊社にて複数刊行致しました日本酒関連のMOOKおよび書籍を再編集・再構成して制作したものです。その編集、制作過程におきまして、弊社既刊書籍『うまい日本酒の選び方』の著者・葉石かおり様への二次使用の許諾確認に不手際があったことが判明しました」と報告し、「本件につきましては、著者をはじめ、関係各位、読者の皆様に多大なるご心配、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫びする次第です」と謝罪した。

 しかしこの謝罪に対し、葉石さんは「・文責者の署名・全品回収なら購入者向け案内・著者の訴える『被害』についての『実態調査』・複数の『再編集』ならどこがどれかの明示・著作権法と契約書に関わる判断 など最低限の要素が含まれていない」と批判。正式な謝罪を求めるとともに、「どうかこの一件で、フリーランスの地位が向上しますよう」と願った。
《花》
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