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【ひろしまIT総合展】ドローンによる故障感知からIoTまで……エネルギア・コミュニケーションズ

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 エネルギア・コミュニケーションズが「ひろしまIT総合展」で展示していたのは、同社が代理販売を行っっているというドローンだ。展示されていたのは量産型のミニサーベイヤーだったが、ディスプレイではインフラ点検機として太陽光発電のソーラーパネルの上を飛び回るドローンの様子が映し出されていた。

 現在同社の情報システム本部開発センターが実証をすすめているのは、すでに原発などで導入されているインフラ点検機としてのドローン利用と、そのビッグデーターの解析だという。ドローンはソーラーパネルの上空を飛びサーモカメラでデーターを収集、異常個所が熱くなるソーラーパネルの特性を利用して、故障箇所を検知する。

 今年の初めから始まったこのプロジェクトは現在は実証実験の段階だが、将来的には「撮影されたデーターを利用して正確に故障箇所を指摘するソリューションの方面での展開をすすめていきたい」と担当者。太陽光発電に関わらず、人が行けない場所などでの故障・修理の一策として進めていくつもりだという。

 また、同社が以前から取り組んでいたクラウドサーバーからGISサービスを配信する、IoTの展示も行われていた。ディスプレイには地図に紐付けされたリアルタイムの天候や温度など詳しい気象状況が映し出されていたが、今後はどの分野でこのシステムを提案していくかが課題だという。

 「ひろしまIT総合展」では、地元ということもあり、そのほか同グループの中電工なども大きなブースで展示が行われていた。
《築島 渉》
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