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【諏訪圏工業メッセ】特殊なナットが生み出す力……八幡ねじ

エンタープライズ ハードウェア
くさびナット模型
  • くさびナット模型
  • よく見るとネジ山部分が特殊な形状に
  • くさびナットの効果
 くさびナットの現物と模型を展示していたのは、ねじ締結部品の製造・販売を手掛ける八幡ねじだ。

 くさびナットとは、非対称のネジ山を搭載したゆるみ止めナット。ネジが緩まないためには高い保持力と強度、ボルトをしっかりロックする機構が必要だ。本来のネジ山部分は60度角が普通だが、くさびナットは傾斜面(くさび面)を備えた特殊な形状をもっているため、ボルトを圧縮するかのように作用するという。

 ブースのスタッフによると太陽光発電の台や配電盤、トラックの庫内などに採用実績があるとのこと。「ワッシャーやスプリングワッシャーが不要なので、アイテム数を減らしコストメリットを出しながら緩みにくくしています」。ちなみに、太陽光発電システムの場合はボルト、ナット、スプリングワッシャー、ワッシャーといった4つの部品を使用していたが、同社ではワッシャーを不要にるることでトータルコストを15%削減したとしている。また、ローラーコンベアーへの利用では、これまで振動で発生したゆるみを防止。コストも10%削減しているという。
《RBB TODAY》
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