97%の認証精度を誇るパチンコ店向け顔認証セキュリティシステムが登場 | RBB TODAY
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97%の認証精度を誇るパチンコ店向け顔認証セキュリティシステムが登場

エンタープライズ セキュリティ
FASの顔認証の動作イメージ。ドーム型のメガピクセルネットワークカメラを使うことで複数の顔を同時に検知することも可能(画像はプレスリリースより)
  • FASの顔認証の動作イメージ。ドーム型のメガピクセルネットワークカメラを使うことで複数の顔を同時に検知することも可能(画像はプレスリリースより)
  • FASを導入した利用イメージ。運用はバックヤードで行い、ゴト師や要注意人物、VIPなどの情報をホールスタッフと共有していく(画像はプレスリリースより)
 監視カメラやセキュリティシステムの提供及び施工を行うエムケイソリューションは、パチンコ店などの遊技場でのセキュリティ強化や顧客満足度アップ、営業の効率化を目的とした顔認証ソリューション「FAS(フェイス アテステーション システム)の提供を開始した。

 顔認証技術は、さまざまな業界で注目されている技術だが、とりわけゴト(パチンコ台などを狙った不正行為)対策を進めている遊技業界においては、既に実戦に投入され、最適化されながら日々進化を続けている。

 FASでは、連動させているネットワークカメラで顔を1秒とらえれば、97%の精度で、男女の性別や年齢を認識&分類ができるというソリューション。

 また、顔認証で得たデータをもとに、どの時間帯にどんな人が来店するのか、そしてどれくらいの時間滞在するのか(オプション)といったことをデータベース化することが可能となっている。

 防犯面においては、データベースに記録されている画像を元に要注意人物を設定しておくことで、カメラがその人物をとらえた際に管理室などに設置した管理用パソコンなどにアラームを通知。それをもとに管理室にいるスタッフがインカム(無線)などを通じて、ホールスタッフに警戒をうながし、ゴト被害を未然に抑止することが可能になる。

 ホールスタッフがゴト師の対応をしている間も、本システムが常に監視を続けているので、限られた人員でも店舗のセキュリティを維持することができる。

 顔認証による検知で登録できるのは要注意人物に限らず、VIP客や常連客を登録可能。顧客ニーズに沿ったイベントや“オモテナシ”も実現できる。

 FASの基本的なシステム構成としては、メガピクセルのネットワークカメラ4台、FASソフトウェア、管理用パソコン、その他、スイッチやハブ、LANケーブルといったネットワーク環境構築用機器となる。これらを一式導入する場合は340万円(工事費・設定費は別途)から。

 顔認証システムと連動した防犯カメラで店舗全体を見守りながら、来店者数の正確なカウントや、滞在時間の把握を可能にし、セキュリティ&店舗マネージメントを効率化するソリューションになるとのこと。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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