モバイル機器の発熱・発火対策の基準を定めた「安全設計ガイドライン」が公開 | RBB TODAY
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モバイル機器の発熱・発火対策の基準を定めた「安全設計ガイドライン」が公開

エンタープライズ モバイルBIZ
「安全設計ガイドライン」表紙
  • 「安全設計ガイドライン」表紙
  • 安全基準に関する記述(抜粋)
 モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)は30日、スマートフォン等モバイル機器の発熱に対して、「安全設計ガイドライン」(Version 1.00)を発行した。

 近年、スマートフォンなどの高機能化・高性能化、電池の大容量化にともない、発熱・発火によるやけどや火災が発生している。これを受けMCPCでは、モバイル機器安全技術サブワーキンググループを設置。MCPC技術委員会、通信事業者、充電器メーカー、スマートフォンメーカー、検証企業からなる専門家メンバーにおいて検討を行い、ガイドラインを作成した。

 ガイドラインは、本体の発熱・温度上昇に関する安全基準を策定したものとなっている。具体的には、安全基準として「低温やけどに対する基準」「端末異常時に対する基準」「想定される過酷条件に対する基準」「火災予防に関する基準」の4つを規定。それぞれにそれぞれ「必須基準」(達成しなければならない基準)と「推奨基準」(より高い安全性確保の上で達成することが望ましい基準)を定めている。

 ガイドラインはMCPCのサイトよりPDFファイルがダウンロード可能。
《冨岡晶》
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