映像と会話で入居者の状況を把握……介護施設向けケアコールシステム | RBB TODAY
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映像と会話で入居者の状況を把握……介護施設向けケアコールシステム

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ワイヤレスの呼び出しボタンを押すと、壁掛式の対話装置から映像と音声を送信。プライバシーに配慮し、送信されるのは通話が確立している間のみ(画像はプレスリリースより)
  • ワイヤレスの呼び出しボタンを押すと、壁掛式の対話装置から映像と音声を送信。プライバシーに配慮し、送信されるのは通話が確立している間のみ(画像はプレスリリースより)
  • 映像と会話で緊急度を判断できるので、スタッフは効率よく動くことが出来る。スタッフ間の情報伝達についても内線通話で素早い対応が可能だ(画像はプレスリリースより)
 ジーコムは10日、映像と音声による介護施設・高齢者住宅向けの無線式ケアコールシステム「ココヘルパVcam」の販売を開始した。

 従来の有線式ナースコールでは、音声のみだったため、居室の状況などを十分に把握することができず、スタッフが随時駆けつける必要があった。今回登場した「ココヘルパVcam」は、ワイヤレスの呼び出しボタンを押すとスタッフのスマートフォンに繋がるというシステムのため、映像と会話でコミュニケーションを取りながら緊急度を把握することができるのだ。これにより、限られた人員でも施設居住者の安全面の向上が図られ、さらに作業負担をはかることが可能になる。

 ワイヤレスのシステムなので、居室内の配線工事は不要。ナースコールの老朽化による入替えや新設施設に設置したい場合のどちらでも導入できる。呼び出しボタン以外にマットセンサーなどのセンサー反応によるコールも可能。呼出し履歴や応答履歴は全て集中管理PCにデータとして保存され、作業記録は専用のアプリに搭載されたスタンプ機能でスタッフルームに戻らず簡単に入力できる。IP-PBXとの連動により、1台のスマートフォンで外線発着信もスタッフ間の内線通話も可能だ。

 なお、映像に関しては、通話状態の時のみに送られるので、居住者や利用者のプライバシーも守られる仕様になっている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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