ヤマハは23日、「VOCALOID4」向けとなる初の英語版歌声ライブラリ「VOCALOID4 Library CYBER DIVA」を発表した。2月上旬より販売を開始する。価格はオープン。 「VOCALOID4 Library CYBER DIVA」は、ネイティブスピーカーの自然な発音で表現豊かな英語の歌声を作り出すことができる女性歌声ライブラリ。同社製としては初となる英語の歌声ライブラリだ。開発には、米国出身のネイティブスピーカーを起用し、約2年間の期間をかけて、より自然な英語の発音を追求したという。 「VOCALOID」では通常、イギリス英語に近い発音記号を使って英語の歌声合成を行うが、本製品に付属する「CYBER DIVA専用ユーザー辞書ファイル」を「VOCALOID4 Editor」または「VOCALOID4 Editor for Cubase」に設定することで、自然なアメリカ英語の発音で歌声を制作できる。 「VOCALOID4」から搭載された、声を激しく振るわせ唸るような効果が得られる「グロウル機能」との相性にも優れており、ロックやソウル、ブルースなどにおいても、より人間らしい豊かな感情を表現することが可能とのこと。推奨音域はG2~C4、推奨テンポは60~180BPM。 利用には「VOCALOID4 Editor」または「VOCALOID4 Editor for Cubase」のいずれかが必要となる。「Cubase 7シリーズ」または「Cubase 8シリーズ」とあわせて使用することで、Mac環境でも使用できる。なお、米国市場においても今春の販売が予定されている。
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