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ビームス、店舗でRFIDを活用する実証実験を開始

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店内に設置しているRFID活用什器
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  • 富士通のRFIDソリューション
 富士通は18日、ビームスが展開する「ビーミング ライフストア(B:MING LIFE STORE)」のららぽーとTOKYO-BAY店(千葉県船橋市)にて、RFIDを活用した新たな顧客体験を提供する実証実験を開始した。

 RFIDリーダーを組み込んだハンガーポールに、タブレットを嵌め込んだ鳥の巣箱を取り付け、“服の止まり木”をイメージした什器を設置。興味を持った服をハンガーポールにかけると、組み込まれたRFIDリーダーが商品を認識し、その商品が展開しているカラーやサイズ、特長、在庫情報やコーディネート例が、タブレット画面上に表示される。

 これにより、買い物の利便性だけでなく、商品との新しい出会い方を演出するというもので、国内のアパレル・ファッション業界では初めての取り組みとのこと。どの商品がどのくらい情報閲覧されたかといったログも収集し、今後の商品開発や店舗レイアウトなどのマーケティングに活かすことも可能となる見込みだ。

 ビームスは、2012年にRFIDを導入し、すでに店舗での決済や棚卸し、物流センターでの一括読み取りによる在庫管理など、さまざまな業務運用でRFIDを活用している。なお「ビーミング ライフストア(B:MING LIFE STORE)」は、幅広い世代に向けたショップだが、今回の実証実験では、サイズや色の種類が特に多く、商品情報のニーズが高いキッズアイテムを対象に行う。実験期間は12月19日まで。
《冨岡晶》
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