【CEATEC 2014 Vol.18】空中に浮かぶ「でるキャラ」と遊ぼう!東大が空中表示デバイス「AI plate」を使って開発 | RBB TODAY
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【CEATEC 2014 Vol.18】空中に浮かぶ「でるキャラ」と遊ぼう!東大が空中表示デバイス「AI plate」を使って開発

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東京大学の苗村研究所がアイプレートを活用した「でるキャラ」
  • 東京大学の苗村研究所がアイプレートを活用した「でるキャラ」
  • でるキャラの表示システムの紹介
  • アスカネットの「アイプレート」
 CEATECに出展するアスカネットが、同社の“空中表示デバイス”「AI plate(アイプレート)」を使って、東京大学の研究室などパートナーが開発した様々なアプリケーションのアイデアを展示している。

 アスカネットが開発したアイプレートは、2つの鏡面が光を反射することで空中像を形成する原理を活かした“実像鏡”。アイプレートに液晶ディスプレイなどから放たれる光を当てることで、物体から放たれる無数の光線を円錐状に広げて、あたかも空中に浮かぶ像のように視覚させる効果をもたらすのが特徴だ。結ばれた立体像は3Dメガネなど特殊な装置を使わずに鑑賞ができる。

 東京大学の苗村研究所は、このアイプレートを活かして空中にキャラが浮かぶような視覚体験を実現する「でるキャラ」を開発。液晶ディスプレイに表示されている「ひよこ」の映像をアイプレートに反射させて空中に浮かばせるだけでなく、深度センサーを組み合わせて、空中に浮かぶ映像が重ねたブロックや手のひらなど“一番高い位置”を感知してひよこが移動するインタラクションを可能にした。35W×25H×30Dcmの空間内をキャラが自由に飛び回る様がとても可愛らしく、キャラクターの位置に合わせて頭上のプロジェクターが人工の「影」を投影する仕掛けも面白い。

《山本 敦》
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