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2014年第2四半期のサーバ市場、出荷額プラス・出荷台数マイナス成長に

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2014年第2四半期  国内サーバ市場ベンダーシェア【出荷額】
  • 2014年第2四半期  国内サーバ市場ベンダーシェア【出荷額】
 IDC Japanは16日、2014年第2四半期(4月~6月)の国内サーバ市場動向を発表した。市場規模は954億円で、前年同期(2013年第2四半期)から1.2%拡大した。一方、出荷台数は11万7,000台で、前年同期から4.7%の減少となった。

 x86サーバの出荷額は、前年同期比6.8%増で、サーバー市場全体に対する構成比は、前年同期から3.5ポイント上昇して66.5%となった。x86サーバ市場は、出荷額が634億円、出荷台数が11万5,000台。今期は、1,000台規模の大口案件が数件あったものの、出荷台数は前年同期から4.2%減少した。また、RISC&IA64サーバ(UNIXサーバ)は、10四半期連続して2桁のマイナス成長となった。

 ベンダー別出荷額では、NECが首位。x86サーバでITサービス向けに500台規模の大口案件を複数獲得した他、メインフレームでは金融向けに大型機の出荷があった。2位はIBMで、ビジネスサーバが好調だったが、他の製品分野が前年同期比2桁のマイナス成長で終わった。出荷台数では、富士通が2位のNECと僅差で1位となっている。
《冨岡晶》
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