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ウェアラブル×スポーツで街と人つなぐ!文京区本郷に実験スタジオ

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テクノロジーでスポーツ、街、人をつなぐ…「スポーツ&ライフテクノロジーラボ」発足
  • テクノロジーでスポーツ、街、人をつなぐ…「スポーツ&ライフテクノロジーラボ」発足
  • テクノロジーでスポーツ、街、人をつなぐ…「スポーツ&ライフテクノロジーラボ」発足
電通国際情報サービスのオープンイノベーション研究所は、「スポーツ&ライフテクノロジーラボ」を発足した。

スポーツ&ライフテクノロジーラボは、センシング技術やウエアラブルデバイスを駆使し、スポーツで街と人をつなぐプラットフォームの開発を目指す研究プロジェクト。発足にあたり、東京大学大学院教授兼ソニーコンピュータサイエンス研究所副所長の暦本純一氏を招聘し、また活動拠点として「イノラボ スポーツ&ライフテクノロジーラボ 実験スタジオ」を文京区本郷にオープンする。

プロジェクトでは、先進的なインタラクション技術を活用して、単調なトレーニングを楽しみながら継続できる仕掛けや、運動能力の格差を取り除いて誰もが一緒にスポーツを楽しめるアイテム等を開発していくという。

さらに、それらから得られるデータと日常のコミュニティ活動や行動履歴などのビッグデータを統合し、街の新たなサービスインフラとしての実用可能性を検証していく。

主な取り組みとして以下を紹介している。


取り組み例『もっとスポーツを楽しもう ~AquaCave~』

3DプロジェクションマッピングなどのAR(拡張現実)技術や、各種センシング技術を用いて、プールの中の無機質な空間を、より楽しく拡張する仕組みを開発。泳ぐだけでスイミングフォームが記録され、理想のフォームと比較できたり、泳いだ距離を表示したりといったパフォーマンス向上施策、友達が水中から応援してくれたり、イルカと一緒に泳いだりといった、スポーツをさらに楽しむための演出が可能になる。

取り組み例『世代を超えてみんなで楽しもう ~Hoverball~』

子供や孫とサッカーしたくても、体力が続かなかったり、ボールがまっすぐ飛ばなかったりする課題がある。「世代を超えてスポーツを楽しむ」ことは、言うほど簡単ではないためここをサポートする。シニアも子供もアスリートも、一緒にスポーツを楽しむことを目指して、東大・暦本研究室が開発した「Hoverball」は、プレ
イヤーによって負荷を変えられる自走式のボール。これに、ISIDイノラボが研究開発を進める街の情報プラットフォーム+fooop!(プラ フープ:愛称フープ)に蓄積されたライフログを融合し、年齢、性別、体格、運動能力、さらに直近の行動傾向やその日のコンディション等に応じて、一人ひとりに最適な負荷でスポーツを楽しめる仕組みを開発していく。

取り組み例『街のスポーツコミュニティを育成しよう ~+fooop! sports~』

ISIDイノラボが研究開発を進める街の情報プラットフォーム+fooop!では、街全体がセンサー化され、施設・店舗情報はもとより、街に訪れる人の膨大な行動履歴がビッグデータとして蓄積される。さらにそれらのデータは、街内に形成されるソーシャルグラフでつながり、可視化。同じスポーツを趣味にする人、運動不足の人、空いている施設などのデータがつながることで、予定されたスポーツイベントだけではなく、偶然始まるストリートスポーツの場を創出することも可能になる。スポーツの機会を増やし、スポーツを通じた街でのコミュニケーション機会を演出するプラットフォーム+fooop! sports の開発に取り組む。

テクノロジーでスポーツ、街、人をつなぐ…「スポーツ&ライフテクノロジーラボ」発足

《礒崎遼太郎@CycleStyle》
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