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【Interpets 2014 Vol.20】外出先から制御可能!自走式の見守りカメラ

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自走式見守りカメラ
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 外出先で家に残したペットの状態が気になることがある。無事でいるか、いたずらしていないか、など気にしだすときりがないのが飼い主の本音だろう。そのためにスマートフォンやカーナビを使ったペットの見守りカメラやサービスが増えてきている。

 Interpetsの会場でのスマートフォンなどで家の様子が確認できる見守りカメラ製品がいくつか展示されていたが、エクストランの「ilbo(イルボ)」は、リモコンでカメラ本体を移動させることができる変わったカメラだ。

 スマートフォンアプリやカメラの機能は、類似製品と大きく変わらないが、カメラ本体が固定式ではなく、車輪がついていて自分で移動できることが大きな特徴となっている。そのため、ペットが部屋を移動したりしていても1台のカメラで探したり陰に隠れてよく見えないときにも便利だ。

 カメラ本体はWi-Fiによってリモート制御される。そのため、家の中に家庭用のWi-Fiルータが必要となる。監視・制御する端末からは専用アプリからilboの管理サーバーに接続し、カメラ本体を制御する。サーバーに接続するのは、PCや家庭内のルータの設定を変更せずに使えるようにするためだ。スマートフォンとカメラを直接接続させるには、ルーターのファイアウォールの設定を変更する必要があるが、サーバーを経由すれば設定が簡単にできる。

 対応するスマートフォンは、Android 4.0以上の端末かiOS6以上のiPhone、iPadとなっている。カメラ本体はバッテリー充電式で動作し、連続運転の状態で2時間ほどもつ。停止状態の待ち受けなら10時間は動作可能だという。

 カメラの移動や角度調整は、画面で映像を見ながら行うが、このときカメラ本体のマイクで周辺の音を手元のスマートフォンで再生することも可能だ。

 ilbo本体は2万円前後の販売価格で、今年の12月発売を予定しているという。アプリやサーバーの利用は基本的に無料だが、録画機能などを課金オプションで提供する予定があるそうだ。

 ilboは、汎用監視カメラとして設計されており、各種センサーの追加搭載が可能になっている。追加するセンサーやアプリによっては、ペットの見守り以外にも応用は可能だ。赤外線LEDなどを利用して、エアコンなどの家電をリモート操作できるようにする予定もあるそうだ。
《中尾真二》
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