BlackRock創業者のワーグナーがAppleの取締役に就任、キャンベルは退任 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

BlackRock創業者のワーグナーがAppleの取締役に就任、キャンベルは退任

エンタープライズ 企業
BlackRock創業者のワーグナーがAppleの取締役に就任、キャンベルは退任
  • BlackRock創業者のワーグナーがAppleの取締役に就任、キャンベルは退任
 米Appleは17日、資産管理会社BlackRockの創業者ならびに取締役であるスーザン・L・ワーグナーが、Appleの取締役会に選任されたと発表した。また同取締役会の最長メンバーであるビル・キャンベルは17年間の勤務を終えて退任する。

 ワーグナーは1988年にBlackRockを創業したメンバーの1人。2012年中頃まで、副会長を含む様々な立場を歴任しながら、同社を世界有数の資産管理会社に成長させた。彼女はBlackRockおよびDSP BlackRock(インド)、Swiss Re、Wellesley College、Hackley Schoolの取締役も続投する。

 ワーグナーはWellesley Collegeにて英語と経済学のBA(学士号)を取得して首席で卒業し、University of Chicagoでは財務(金融)のMBAを取得している。『Fortune』誌の「50人の最もパワフルな実業界の女性」の一人に選ばれ、米国のNational Council for Research on Womenからも栄誉を与えられている。BlackRockでは、彼女は女性擁護者として引き続き、同社の女性従業員の可能性をフル活用すべくデザインされたWomen's Initiative Networkをサポートしていく。

 退任するキャンベルとAppleとの関係は、彼がマーケティング担当シニアバイスプレジデントとしてAppleに入社した1983年に始まる。Appleの共同設立者であるスティーブ・ジョブズとマイク・マークラに次ぐ立場としてキャンベルは、Appleの歴史において最長の期間、取締役会メンバーを務めてきた。
《高木啓》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top