ゲームセンターの対戦型アーケードゲームであろうと、協力型のオンラインマルチプレイヤーであろうと起きてしまうゲームプレイヤー同士のいざこざですが、米国ニューヨーク州のロングアイランドにて、『Call of Duty』で負けたプレイヤーが相手プレイヤーの名を騙り殺害予告をするという行き過ぎた事件が4月22日に発生したようです。
この通話に対応した警察は厳戒態勢でこの事件に対応。2時間にもわたりCastillo家の上をヘリが飛び交い、60人以上の武装警官と消防車までもが周囲を取り囲み、さらにはナッソー郡の特殊部隊からも選り抜きされた「エリート隊員」が事態の鎮圧を目指し出動しました。しかし実際に殺害予告をしたはずのCastilloが銃撃戦を繰り広げていたのは、春休み中に夢中になっていた『Call of Duty』のオンラインマルチプレイヤー内だったのです。
当の本人であるRafael Casilloは『Call of Duty』をヘッドホンでプレイし熱中していたため警察の突入にも気づかず、さらに警察の呼びかけも聞こえずに20分ものあいだゲームを続行していたとのこと。兄のJoseが彼に「お前を探して山ほどの警察が外に居るぞ」と伝えたところ、ようやく部屋の外に出てきたそうです。