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4時間のボランティアがライブチケットに……RockCorps日本開催へ

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欧米で注目を浴びたRockCorps(ロックコープス)がついに日本上陸。
  • 欧米で注目を浴びたRockCorps(ロックコープス)がついに日本上陸。
  • RockCorps(ロックコープス)の共同創設者であり、CEOのスティーブン・グリーン氏。
  • 福島県の佐藤雄平知事。震災の被害から復興されつつあるが、今は風評被害に悩まされていると嘆く。
  • ボランティアに従事する4時間の労働対価としてライブチケットを得るシステム。
  • ボランティアの受付は9日からスタートした。実際に応募が増えるのはライブへの参加アーティストが発表される頃だろうか。
  • 参加するアーティスト自身も4時間のボランティア活動を行うことが条件となっている。一緒に働くというチャンスも。
  • ボランティア活動は既存のもので、各地のNPOが行っているものに参加することになる。内容は多岐に及ぶ。
  • 福島県が中心となるが、宮城や岩手などの被災地でも参加メニューがある。一部は千葉県でも行われる。
 アメリカのソーシャル・プロダクション・カンパニー「RockCorps(ロックコープス)」は9日、日本で「RockCorps supported by JT」を開催することを発表した。福島などの被災地で4時間のボランティアに参加することを条件にライブのチケットを入手できる。

 「RockCorps」は、音楽の力を使って“企業”と“地域社会”と“人々”を結び付け、「楽しみながら、気軽に参加できる社会貢献の形」を提案し、人々の社会貢献活動への参加を推進するプロジェクト。「Give, Get Given=与えて、はじめて与えられる」という基本理念のとおり、「4時間以上のボランティア活動に参加すると有名アーティストのライブイベントに参加できる」というシンプルな仕組みになっている。これまで世界9か国の27都市で開催され、14万人以上が参加。合計で56万時間を超えるボランティア活動が地域社会に還元されたことになる。

 日本ではこの活動をJTが支援。福島県を中心とした東日本大震災の被災地でNPOが実施しているボランティア活動に4時間以上参加することで、9月6日に同県内で開催される「セレブレーション」と称した有名アーティストのライブに参加するためのチケットを獲得できる。金銭負担ではなく、労働負担でチケットを入手するということがRockCorpsの柱といえる。

 ボランティアの参加資格は20歳以上で、専用サイトで登録を受け付ける。期間は4月下旬から9月上旬まで。梅雨の時期を除いて2期に渡って開催され、希望するボランティア内容を選択できる。ただし、先着定員制になっており、定員に達した場合には締め切られてしまう。

 ライブに参加するアーティストは現時点では発表されていないが、国内3組、海外1組の予定となっており、こちらも合計4時間となる。海外ではレディー・ガガ、マルーン5、リアーナなどの有名アーティストが参加したことがあり、日本での開催にも期待が持てる。 アーティスト自身もボランティアに参加することが出演条件となっており、参加者と一緒に汗を流す……、といったシーンも見られることになりそうだ。
《石田真一》
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