全国1004ヵ所の「道の駅」で、iPhoneのLTE接続調査……接続率・通信速度ともにauが1位に | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

全国1004ヵ所の「道の駅」で、iPhoneのLTE接続調査……接続率・通信速度ともにauが1位に

ブロードバンド 回線・サービス
全国「道の駅」(1004カ所)でのLTE接続率とダウンロード速度の平均値
  • 全国「道の駅」(1004カ所)でのLTE接続率とダウンロード速度の平均値
  • エリア別「道の駅」でのLTE 接続率、LTE(4G)/3Gを合わせた接続率、圏外数
  • 都道府県別「道の駅」でのLTE接続率と、LTE(4G)/3Gを合わせた接続率
  • LTEデータ通信速度(全国「道の駅」での平均値)
  • エリア別「道の駅」でのLTEデータ通信速度
 国道沿いなどに設けられている「道の駅」は、地元の農水産物を直売する施設なども増え、観光振興や地域の活性化の切り札として注目を集めている。一方でその立地は過疎地が多く、通信環境もさまざまだ。

 日経BP社(日経BPイノベーションICT研究所)は3月6日、「全国『道の駅』iPhoneのLTE接続調査」の結果を公表した。現在開業している全国すべての「道の駅」において、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルのLTE接続率とデータ通信速度を調査したもの。

 その結果、もっともLTEの接続率が高かったのは、KDDI(au)の「91.7%(921ヵ所)」で群を抜いている。以下、NTTドコモが「74.2%(745ヵ所)」、ソフトバンクモバイルが「52.5%(527ヵ所)」となった。ちなみにLTE、3Gのいずれも圏外だった「道の駅」の数は、ソフトバンクモバイルが最多で「23」だった。KDDI(au)が「4」、NTTドコモが「1」だった。

 都道府県別で見ると、「東京都(道の駅数は1)」「福井県(同11)」「山口県(同20)」「沖縄県(同7)」では3社のLTEがすべてつながっている。逆に、もっともつながりにくかった県は、「和歌山県(同25)」で、KDDI(au)が64.0%、ソフトバンクモバイルが32.0%、NTTドコモが20.0%となっている。

 LTEデータ通信のダウンロード速度(全国「道の駅」での平均値)がもっとも速かったのは、KDDI(au)で「26.41Mbps」。以下NTTドコモ「19.88Mbps」、ソフトバンクモバイル「14.01Mbps」の順。アップロード速度はKDDI(au)「7.20Mbps」、ソフトバンクモバイル「5.18Mbps」、NTTドコモ「4.13Mbps」の順だった。

 この調査では、2月7日~27日にかけて、全国47都道府県の「道の駅」1004ヵ所におけるLTE接続率、およびデータ通信速度を計測。開業前または閉鎖中を除き、現在開業しているすべての「道の駅」が対象となっている。測定場所は各「道の駅」の中心となる商業施設の入り口前、もしくはその周辺。調査対象端末として、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの「iPhone 5s(16G)」を選び、「RBB TODAY SPEED TEST」アプリにてデータ通信速度を計測した。同地点で各3回計測を行い、平均値を記録。またその際の接続通信方式についても記録している。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top