ソチ五輪の開会式直前にショーを行うなど、カムバックに意欲を見せていたロシアの女性デュオt.A.T.u.だが、メンバーの1人・リェーナは今後の活動について継続できないとの意思をFacebookで表明した。 リェーナの声明によれば、相方であるユーリャおよびそのチームから誹謗中傷され、さらに活動の方向性に関してユーリャの意向に従わないならばデュオは組まないとの最終通告を突きつけられていたという。そうした圧力から、リェーナはユーリャとのこれ以上のコラボは不可能だと判断。すでにコラボどころではなくコミュニケーションを取ることもままならない状況にあるとのことで、「t.A.T.u.の新しい章は、始まる前に終わってしまいました」と、再結成話は白紙となったことを明かした。今後行われる予定だったイベントも全てキャンセルになったとしている。 t.A.T.u.は1999年にロシアで結成。日本でも人気を博したがテレビ出演のドタキャン騒動を起こすなどして批判も受けた。2011年に解散したが、2013年には7年ぶりの来日を果たし、再始動に意欲を見せていた。
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