海外旅行先の人気トップは「タイ」---。アジア人気はかねてより高かったが、これまで人気だった韓国・中国に代わり、最近ではタイ人気が定着しつつある。 フォートラベルが31日に発表したアンケート調査結果によると、「2014年に海外旅行をするとしたら、どの国に行きたいか？」との質問では1位は「タイ」となった。過ごし方として「遺跡巡りをしたい」「リゾートでのんびりしたい」「ゴルフやダイビングを楽しみたい」など、旅の目的は人それぞれのようだ。 タイは現在情勢が不安定ではあるが、同社が昨年実施した年末年始に動向調査においても、同国は海外旅行先の首位となっており、様々な欲求を満してくれる国として継続した人気が伺える。 2位以下はスペイン、フランス、アメリカ、ドイツと続いた。 エリア別にみると、アジア人気は全体ではヨーロッパに次いで2位となっているが、男性人気が高くトップに。回答者のコメントに「グルメ」に関する声が多く寄せられており、現地での食事が日本人の口に合うことが大きな魅力となっているようだ。その他、「遺跡など古い建築物を巡りたい」「ダイビングを楽しみたい」「のんびりと静養したい」などの声があがった。また、「昨年も行ったので今年も」というようなリピーターも散見され、他のエリアに比べ安・近・短で行けることも人気のポイントと言えそうだ。 なお、女性人気のトップはヨーロッパ。女性の回答者のうち44.1％が「ヨーロッパ」と回答しており、憧れや人気の高さが伺える。回答をみると「ショッピングを楽しみたい」「きれいな街並みの中を歩きたい」「お城を巡りたい」「スイーツを堪能したい」などのコメントが並ぶ。また、交通網が整備されている地域が多いため、女性が旅行しやすいことも要因として考えられそうだ。 同調査は、フォートラベル会員対象に2013年12月26日～2014年1月6日の期間で実施。1978件の有効回答を得た。
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