プレW杯でもあるサッカー・コンフェデレーションカップは1日朝（日本時間）決勝が行われ、開催国ブラジルがスペインを3-0で破った。FIFAサイトではダイジェスト映像を公開している。 圧巻だった。スペインは準決勝から中2日。しかも延長含め120分、PK戦まで戦ったのちの決勝。ブラジルは出だしから力を入れた攻撃を見せた。そして前半2分、早くもその攻撃が実ってFWフレジがゴール前の混戦から先制。倒れながら足を伸ばして決めた先制点だった。開始早々の得点、日本戦同様、これが精神的に優位に立て、試合を楽に進めることができた。 前半終了間際。なんとか前半で追いつきたいスペインのペドロの決定的なシュートを防ぎ、カウンターからネイマールのゴールが決まる。後半早々にもブラジルの分厚い攻撃が実って3点目。スペインは後半10分過ぎにPKを得たものの失敗。DFピケが一発退場させられるなど、ブラジルのゴールをこじ開けることなく散った。スペインは2010年W杯南アフリカ大会グループリーグのスイス戦以来29戦ぶりの敗戦となった。 FIFA（国際サッカー連盟）のコンフェデレーションカップ特集ページでは、この試合をはじめ全試合のダイジェスト映像を公開している。来年のW杯本番に向け、世界のレベルを肌で知り、日本の課題を洗い出す時期にきている。
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