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e燃費アワード2012-2013……トヨタ『アクア』が乗用車首位

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新型車部門・第1位…スズキ『ワゴンR』
  • 新型車部門・第1位…スズキ『ワゴンR』
  • 乗用車部門・第1位…トヨタ『アクア』
  • 軽自動車部門・第1位…ダイハツ『ミライース』
  • 輸入車部門・第1位…VW『ポロ』
  • 燃費達成率部門・第1位…スバル『レガシィアウトバック』
  • 燃費達成率部門・第1位…スバル『レガシィアウトバック』
 イードが運営する燃費管理サービス『e燃費』/『カーライフナビ』は29日、今年で7回目となる「e燃費アワード2012-2013」を発表した。トヨタ『アクア』が、乗用車部門で6年連続1位だった『プリウス』を退け、実用燃費で1割以上の差をつけて首位になった。

 「e燃費アワード2012-2013」は、イードが運営する携帯端末向け燃費管理サービス『e燃費』ユーザーの給油量、走行距離から算出した燃費データを元に、実用燃費ランキングを作成し、優秀車を表彰する。今回は「新型車部門」「乗用車部門」「軽自動車部門」「輸入車部門」に加え、「燃費達成率部門」を新設し、計5部門の優秀車を発表した。

 『e燃費』の燃費データは、自動車の性能だけでなく、運転者の技術、道路環境、地域性など現実世界の様々な条件の中で、実際にユーザーが走行して得られた実用燃費を反映している。全車種共通の条件(国土交通省JC08モード)で測定された燃費が、いわゆる“カタログ燃費”で、「燃費達成率部門」は、e燃費のJC08燃費に対する達成率に着目したものだ。

●新型車部門・第1位…スズキ『ワゴンR』

 スズキ『ワゴンR』(FX、FXリミテッド、スティングレー)が18.1km/リットルで第1位になった。減速エネルギーで発電・充電し、燃料消費を削減する「エネチャージ」や、アイドリングストップシステムの改良、「エコクール」などの環境技術が燃費性能につながった。

 第2位の三菱『ミラージュ』は普通車でありながら、18.0km/リットルと健闘。最新の「SKYACTIV」技術をフル採用したマツダ『CX-5』や、小排気量エンジンにスーパーチャージャーを組みあわせ燃費性能を高めた日産『ノート』など、既存のガソリン車の環境性能技術向上がランキングに反映された。

●乗用車部門・第1位…トヨタ『アクア』

 JC08モード燃費で世界最高峰のトヨタ『アクア』(L、S、G)が22.8km/リットルで第1位になった。全部門を通して『アクア』は実用燃費で最も優れた車となった。トップ10台中7台がハイブリッド車となる中、ここでも三菱『ミラージュ』が健闘、ガソリン乗用車でトップの燃費を記録した。ガソリン車の燃費が同クラスのハイブリッド車に近づいてきている。

●軽自動車部門・第1位…ダイハツ『ミライース』

 昨年度に引き続きダイハツ『ミライース』がトップ。e燃費では21.9km/リットル、ハイブリッド車が主体となっている乗用車部門と比較しても互角に渡り合える成績だ。

●輸入車部門・第1位…VW『ポロ』

 10台中、6台がフォルクスワーゲン(VW)車となった。第1位となったのはVW『ポロ』(TSIコンフォートライン)だった。同じVWグループのアウディ『A1』『A3』を含め、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)の採用車種が上位を独占した。輸入車部門トップ10の全車種がハイオクガソリン仕様車だった。

●燃費達成率部門・第1位…スバル『レガシィアウトバック』

 新設の燃費達成率部門はバラエティに富んだ。第1位はスバル『レガシィアウトバック』(2.5iアイサイトパッケージ)で、JC08モード燃費に対する実用燃費の達成率は、89%だった。必ずしもエコカーやハイブリッド車が上位を獲得するわけではなく、SUVやスポーツカーなど、燃費の絶対値では劣勢な自動車が上位にランクインしている。

※分析対象期間:2012年1月1日~12月31日
《高木啓》
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