980円聴き放題の競争……NTTぷららが「ひかりTVミュージック」 | RBB TODAY
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980円聴き放題の競争……NTTぷららが「ひかりTVミュージック」

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 KDDIの「LISMO unlimited powered by レコチョク」、ソニーの「Music Unlimited」が月額1480円から980円に値下げしたのをはじめ、ひかりTVも3月1日から「ひかりTVミュージック」の配信を月額980円で開始するなど、聴き放題サービスの競争がはじまる。

 3月1日にスタートする「ひかりTVミュージック」は、約100万曲の楽曲が月額980円で聞き放題というサービス。対応端末はiOS 5.0以降のiPhone、2.3以上のAndroid端末、ひかりTV対応STBとなっており、ストリーミング形式で提供する。1/2/4/8GB(最大約1600曲)のキャッシュが可能で、オフラインでも再生できる。決済は、クレジット、NTT東西回線料金との合算請求等、Apple/Google課金が可能だ。

 マルチデバイス対応は同社がかかげる今年の戦略のひとつとなっており、「ひかりTVミュージック」の他デバイスを合わせた展開は、その流れの一環だ。楽曲はレコチョクから調達するが、ターゲット層は30~40代のファミリー層となっており、F1層が主力のレコチョクとは狙いが異なる。「本当に音楽が好きなターゲット層に、音楽の良さを再認識してもらいたい」と担当者は話す。

 他社との差別化では、「今日の1曲」などオリジナルで編成できる部分に力を入れていくとしている。ただし、同社の聞き放題の楽曲数100万曲という数字は、ソニーの1000万曲という数字に比べると少ないように思わる。この点について、担当者は「聞かれている楽曲はごく一部。カラオケでも実際に利用されているのは30~40万曲だ」と、ボリューム数は問題としていない。また、“楽曲との出会い”を仕掛ける仕組みを機能に盛り込んだという。具体的には、さび部分だけを聴くことができるダイジェスト再生、オフラインで聴くためのキャッシュ機能、歌詞のチェック(一部楽曲)など。ららに、外部のデータベースを参照し、選択したアーティストの情報を表示し、さらにそのアーティストの楽曲を聴くことができる関連アーティストの機能もある。

 今回のサービスではスマートフォンが主力となっていくだろうが、STB利用も狙っている。「自宅で音楽が聞かれているのは60%がパソコン。それもノートパソコンがほとんどなので“ながら利用”が多い。米国ではスマートTVで音楽を聴くという流れも起きており、今後は国内でも、そういう流れが広がるかも知れない。それら需要にも応えていくことができればと考えている」。

 同社では、ユーザーに対して16日間無料期間を提供する(一部代理店ではひかりTVとのセット加入の場合、2ヵ月間無料となる)。
《RBB TODAY》
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