ロンドンオリンピック・サッカー男子準決勝が8日未明（日本時間）に行われ、日本はメキシコに1-3で敗れ、3位決定戦に回ることになった。日本代表DF吉田麻也は「勝って終わろう」とブログで勝利を誓った。 「悔しいです」の書き出しで始まる吉田麻也の準決勝後更新されたブログ。「こんな日は失点したシーンがずっと頭から離れません。結果の世界で仕事してるんだから、受け入れなければいけない。今日は死ぬほど悔しがります」とこの日喫した失点に悔しさを滲ませた。特にメキシコの勝ち越し点となった2点目の失点はMF扇原の不用意なプレーから喫したもので、けっして防げなかった失点ではない（シュート自体は素晴らしかったが）。DF陣の要として、この失点への悔しさは相当なものだろう。 ただ気持ちの切り替えの早さも吉田の特長。「明日は新しい一日の始まりです。オリンピック最後の一試合、銅メダルに向けて前進あるのみ！」と銅メダルをかけた3位決定戦へ意欲を示している。 チームの状態についても触れ、「ここまで中2日5試合。体が痛くないやつなんかいません。でも関係ないよ。日本を背負ってるから。代表ってそういうもん。このチームのアホなやつらにショボくれた顔は似合わない」と満身創痍のなかでもチームメイトを鼓舞する。そして「勝って終わろう」と日記を締めくくった。 銅メダルをかけた3位決定戦の相手は、アジアの宿敵・韓国。11日3時45分という未明のキックオフだが、メダル獲得の決定しているなでしこに続き、44年ぶりのメダルへもう一度奮起が期待される。
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