火星着陸のキュリオシティが活動を開始、写真撮影やツイートも | RBB TODAY
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火星着陸のキュリオシティが活動を開始、写真撮影やツイートも

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キュリオシティが撮影した火星の景色。シャープ山が写っている
  • キュリオシティが撮影した火星の景色。シャープ山が写っている
  • 「マーズ・リコネッサンス・オービター」が撮影した降下中のキュリオシティ
  • キュリオシティの公式ツイッター
 米NASAは6日、火星に着陸したキュイリオシティから送られてきた写真や動画を次々と公開している。ミッションはきわめて順調で、今後の調査では大きな成果が期待される。

 キュリオシティは米東部時間の5日1時31分に予定通り火星に着陸。難易度の高いスカイ・クレーン方式の着陸を見事に成功させ、順調に活動を開始した。現在は各部に異常がないか「ヘルスチェック」を行なっている段階だが、今後は歴史的な発見の期待も高まる。

 すでにキュリオシティが撮影した写真や画像が送られてきており、写真には高さが約5500メートルの「シャープ山」がはっきりと写っている。一方、動画は自身が火星に硬化していく様子を撮影したものだ。NASAの広報活動の一環として、キュリオシティ自身のアカウントによる公式Twitterが開始されており「火星への降下で『私』のPOVから見えたもの」とツイートして動画を紹介している。

 キュリオシティを外部から撮影した写真も公開された。火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」が撮影した写真がそれで、パラシュートを開いて火星に降下するキュリオシティが鮮明に写っている。マーズ・リコネッサンス・オービターは2005年に別の目的で打ち上げられた火星探査機。今回のキュリオシティのミッションにはほかにも2001年に打ち上げられたマーズ・オデッセイも活用されており、長年に渡る継続的な火星探査の蓄積が生かされたかたちだ。

 キュリオシティは今後2年間の予定で火星を探査し、最大の目標である「火星に生命が存在した証拠」を探す。

《山田 正昭》
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