東芝は、映像配信サーバ向けのハードウェア通信処理エンジン「NPEngine」の開発を発表、本エンジンを搭載したサーバを2012年中に発売する。 「NPEngine」は、SSDに保管した動画コンテンツをCPUやメインメモリなどを介さずネットワークに配信するハードウェア通信処理エンジン。従来の汎用サーバは一度に2万クライアントを超える映像配信要求を受け付けることが困難だったが、NPEngineを搭載したサーバはCPUやメインメモリ、チップセットの性能に依存することなく、大規模映像配信が可能となった。これまでの汎用サーバの約3倍にあたる64,000クライアントへの同時配信が実現する。 この結果、100万クライアントに同時配信すると想定し場合、従来の汎用サーバと比較するとサーバの設置スペースで約70%、消費電力で約77%の削減が可能となるという。 「NPEngine」は、CPU上で動作するオペレーティングシステムと連携してファイルシステム処理を行い、SSDに保存されたデータを直接読み出してハードウェア内で映像コンテンツファイルを構築。構築したコンテンツファイルはCPUに渡すことなく、そのままパケット処理を施しIPネットワークに配信する。また、 本エンジンを駆動するアダプテーションソフトウェア技術により、既存のHTTP映像配信アプリケーションを改変することなく、本エンジンを利用することが可能だ。 「NPEngine」を搭載したサーバは、米国ラスベガスにて開催されるNAB Showにて現地時間の4月16日~19日に展示される予定。
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