NEC、屋外一体型超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK AOR」シリーズ発売 | RBB TODAY
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NEC、屋外一体型超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK AOR」シリーズ発売

エンタープライズ ハードウェア
iPASOLINK SX
  • iPASOLINK SX
  • 製品ラインアップ
 日本電気(NEC)は16日、海外向け超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK(アイパソリンク)」シリーズのラインアップに、マイクロ波送受信部(ODU)、変復調部(IDU)を一体型にした屋外設置用「iPASOLINK AOR(All Outdoor Radio)」シリーズ3機種を追加した。

 現在、通信事業者はLTE導入を進めし、無線資源の効率化、大容量化およびモバイルバックホールの強化を進めている。新シリーズ「AOR」は、LTEのスモールセル基地局を無線リンクにより効率良く構成するモバイルバックホールのネットワークに適した製品となっている。ラインアップは周波数60GHzに対応した「iPASOLINK SX」、周波数6~38GHzに対応した「iPASOLINK AX」、周波数70~80GHzに対応した「ePASOLINK」の3つとなる。「ePASOLINK」は、バックボーン回線などに用いられる光通信方式の国際規格「SDH」(Synchronous Digital Hierarchy)にも対応する。

 さらにNECでは、スモールセル内の複数のAOR装置を収容する屋外設置型のL2/L3スイッチ「iPASOLINK GX」を製品化。本製品は、4ポートのPoE(Power Over Ethernet)給電機能も持ち、最大4台のAOR装置を収容することが可能。
《冨岡晶》
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