日立、録画テレビ「Wooo」の新モデル……iPhoneやiPadからの操作も可能

IT・デジタルテレビ

2011年8月11日（木） 17時15分

　日立コンシューマーエレクトロニクスは11日、地上・BS・110度CSデジタルHDテレビ「Wooo」の新製品として、プラズマ方式「GP08シリーズ」と液晶方式「XP08シリーズ」計6モデルを発表した。

　両シリーズとも500GBのHDDを内蔵し、HD画質で最大約400時間の録画が可能。二番組み同時の長時間録画「ダブル長時間録画」機能や、録画/録画予約した番組の情報を元に、同社独自のアルゴリズムで使用者の好みを解析する「Wooo おすすめ番組」機能を搭載した。

　iPhone/iPod touch/iPadからリモコン/録画番組一覧/再生/電子番組表/録画予約などの操作も可能。各端末に対応した専用アプリ「Wooo Remote」の無償ダウンロードが必要となり、配布開始は8月下旬を予定している。

　このほか、高画質画像処理技術「Picture Master 3」の搭載や、ユニバーサルデザインフォントの使用、音響パワー補正技術「CONEQ」（子ネック）の採用、DLNAのサーバー・クライアント機能への対応、HDMIリンク、SDメモリーカードスロットの搭載、ネットTVの視聴なども両シリーズで共通している。

■GP08シリーズ

　50V型「P50-GP08」、46V型「P46-GP08」、42V型「P42-GP08」の3モデルと、3Dグラス「TP-AE3D200」をラインアップ。販売開始は27日。いずれも価格はオープン。

　3モデルとも3D対応となり、超解像技術「ピクセルマネージャーEX」が左右の3D映像それぞれに最適な画像処理を行なう。また、2D映像の画素情報から奥行きを推測するなどして、2D映像から3D映像への変換も可能。録画番組やDVD/BD収録コンテンツでも変換することができる。

液晶に「ダイナミック・ブラックパネル EX」を採用し、画素数は1,920×1,080ピクセル、コントラスト比500万：1。さらに、「ピュアカラーフィルター」をパネル全面に直接貼付することで、外光反射を抑えぼやけを軽減させている。

　5分以上視聴がない場合に自動で節電モードに入る「人感節電センサー」を新搭載。同センサーと再生機能を連携させ、視聴が中断したシーンから再度視聴することができる。このほか、「消費電力低減モード」や「ビデオパワーセーブ」、「無信号電源オフ」などの省電力機能を搭載した。

　共通スペックとして、チューナーは地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×2。インターフェイスはHDMI入力×4、LAN（10BASE-T/100BASE-TX）、アンテナ入力など。スタンドを含む本体サイズは50V型が幅1233×奥行き347×高さ842mm、重さ33.8kg。46V型が幅1153×奥行き347×高さ797mm、重さ30.9kg。42V型が幅1044×奥行き347×高さ714mm、重さ27.5kg。

■XP08シリーズ

　42V型「L42-XP08」、37V型「L37-XP08」、32V型「L32-XP08」の3モデルをラインアップ。販売開始は9月10日。いずれも価格はオープン。

　消費電力を抑える自動画質調整モード「センサーオートe」を搭載するほか、エッジ型LEDバックライト搭載液晶など、省エネと環境技術を意識したモデル。「GP08シリーズ」と同様に「消費電力低減モード」や「ビデオパワーセーブ」、「無信号電源オフ」などの省電力機能を搭載した。

　入力信号の解像度を分析し、映像内の部分別に精細度を向上させる超解像技術「ピクセルマネージャーSG」を採用。「GP08シリーズ」と同様に「Picture Master 3」、「インテリジェント・オート高画質」なども搭載されている。画素数は42V型/37V型が1,920×1,080ピクセル、32V型が1,366×768ピクセル。

　共通スペックとして、液晶はIPSクリアLEDパネル。チューナーは地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×2。インターフェイスはHDMI入力×4、LAN（10BASE-T/100BASE-TX）、アンテナ入力など。スタンドを含む本体サイズは42V型が幅1010×奥行き284×高さ688mm、重さ17.2kg。37V型が幅899×奥行き284×高さ625mm、重さ14.5kg。32V型が幅778×奥行き242×高さ555mm、重さ12.3kg。

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