ALSI、業界初のIPv6対応フィルタリングソフト「InterSafe WebFilter Ver.7.0 on IPv6」発売 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ALSI、業界初のIPv6対応フィルタリングソフト「InterSafe WebFilter Ver.7.0 on IPv6」発売

エンタープライズ セキュリティ
構成イメージ(ICAP版)
  • 構成イメージ(ICAP版)
  • HTTPS解析機能でできること(Proxy版)
 アルプスシステムインテグレーション(ALSI)は6日、8年連続市場シェア1位のWebフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter Ver.7.0」をIPv6に対応させることを発表した。7月8日より対応を開始する。

 IPv6対応版となる「InterSafe WebFilter Ver.7.0 on IPv6」は、業界では初めて、IPv4/v6の相互接続環境におけるフィルタリングが可能なソフトで、大規模ユーザ向けの「ICAP版」のみでの提供となる。小規模ユーザ向けの「Proxy版」では、HTTPSサイトの通信解析機能を標準搭載する。

 ここ最近、HTTPS通信により情報を入力するサイトも増加傾向にあるが、利用形態の変化に合わせて組織としてHTTPS通信においてもアクセス状況の把握や管理が必要になってきている。6月17日に成立した「情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案」(サイバー刑法)では、ウイルス作成とともにわいせつな画像データを不特定多数に電子メールで送信する行為も処罰対象となり、管理・把握が難しいHTTPS通信は、特に危険性が高いといえる。

 「InterSafe WebFilter Ver.7.0」では、HTTPSサイトのURL単位でのフィルタリングや、書き込み規制、書き込み内容・添付ファイルのログ出力が可能なため、HTTPS通信に対応したSNSやWebメール、ストレージサービスなどを利用した不正書き込みや内部情報の流出を監視・抑止し、利用状況や用途に応じて、より柔軟な管理を実現する。また、出力したログは、ログ分析ソフト「InterSafe LogDirector」やログレポートツール「LogLyzer」に取り込み、書き込み内容や添付ファイルを復元することも可能とのこと。

 なお、HTTPSサイトの通信解析機能については、高価なオプション機能として提供している製品もあるが、ALSIの「InterSafe WebFilter Ver.7.0」は追加費用が発生することのない標準機能として提供するという。「InterSafe WebFilter Ver. 7.0 on IPv6」は、一般ライセンスが52,500円~、ガバメントライセンスが42,000円~、アカデミックライセンスが31,500円~(すべて税込)となっている。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top