3Dを購入したものの7割超が不満あり……視聴姿勢やコンテンツ | RBB TODAY
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3Dを購入したものの7割超が不満あり……視聴姿勢やコンテンツ

IT・デジタル テレビ
購入した3Dテレビで視聴したことのある3D映像(複数回答)
  • 購入した3Dテレビで視聴したことのある3D映像(複数回答)
  • 購入した3Dテレビの3D映像の視聴頻度
  • 前問の視聴頻度は、購入当初考えていたより多いか、少ないか
  • 3Dテレビへの不満度
  • 3Dテレビへの不満度/最も不満度が強い項目
 GfK Custom Research Japanは、3Dテレビの満足度調査の結果を発表した。調査時期は4月28日~5月5日。調査対象者は3Dテレビ所有者の男女298名と、非所有者296名。

 まず購入した3Dテレビで視聴したことのある3D映像(複数回答)としては、「3D映画、スポーツ等の3D映像のDVD」(80.5%)、「3D対応ゲーム」(42.3%)、「3D専門チャンネル」(40.3%)などとなった。3D映像の視聴頻度を尋ねたところ、「週1回以下」が53.7%と過半数を占めた。この視聴頻度に対して、53.4%が購入当初の想定よりも「少ない」(「どちらかと言えば少ない」+「少ない」)(53.4%)と回答している。また3D映像の視聴頻度が「(購入当初の想定より)少ない)」理由を質問したところ、「3D対応のテレビ番組が少ないので」(69.2%)がトップとなり、次いで「3D対応の映画・映像のソフトが少ないので」(59.1%)、「3Dメガネが重く、かけていてわずらわしいので」(22.6%)、「3D映像に目が疲れたり、酔ったりするので」(20.8%)などとなった。

 このように当初の想定より視聴頻度の少ない3Dテレビだが、所有者の満足度としては75.5%が「何らかの不満がある」と答えた。不満の理由(複数回答)としては、「見られる3D対応のテレビ番組の本数」(57.4%)、「見られる3D対応映画の本数」(53.7%)、「追加で購入できる3Dメガネの価格」(52.0%)、「付属3Dメガネの本数」(46.3%)、「できる3D対応ゲームの本数」(46.0%)などとなった。

 さらに同じ項目の中から、最も不満度の高いものをあげてもらったところ、前問での不満度が12位だった「3D映像を好きな姿勢で見られない」(23.5%)がトップになった。現状販売されている3Dテレビのほとんでおが、正面から観ることを推奨しているが、これにより寝ころびながらの視聴や、多人数での視聴などが難しく点がネックになるのだろう。
《RBB TODAY》
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