チケットぴあ、Web APIを公開……他社サイトで公演情報・販売機能が利用可能に | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

チケットぴあ、Web APIを公開……他社サイトで公演情報・販売機能が利用可能に

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
各APIの概要
  • 各APIの概要
  • 「ぴあ」サイト(画像)
 ぴあは9日、チケット販売サービス「チケットぴあ」のWeb API(Application Programming Interface)を法人向けに公開し、他サイトへの公演情報・チケット販売機能などの提供を開始した。チケット販売会社でAPIを公開するのはぴあが初とのこと。

 今回公開されたWeb APIは、「検索系API」および「購入系API」の2種類で、月額制での有料利用となる。「検索系API」は「チケットぴあ」に登録されたチケットの情報、アーティスト情報、会場情報を提供するもので、サービス利用者は“エリア”“ジャンル”“キーワード”等の条件で指定し、取得した情報をWebサイトにて表示できる。「購入系API」は、「チケットぴあ」で提供する決済手段や引き取り方法を使い、チケット販売機能を提供するもので、サービス利用者の会員向けチケット販売や、Android・iPhoneアプリなどでのチケット購入が可能となる。

 ぴあでは従来、興行主催者等に対し、ぴあのチケッティングシステムをASP(Application Service Provider)にて提供し専用のWebサイトを構築、他社Webサイトには、「チケットぴあ」の情報を都度ファイル形式で配信し公演情報等を表示していた。今回APIを公開することで、同種機能をより短期間、かつ簡便な方法で提供することが可能となる見込み。なお、同サービスは、博報堂DYグループとゼンリンデータコムが共同で設立した新会社Media JUMP(メディアジャンプ)が提供する、ユーザーの嗜好等に合わせてレジャー情報を提供するPC・スマートフォン向けWebサービス(2011年夏頃開始予定)への導入が決定しているとのこと。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top