前年同月比を下回った1月の国内PC出荷実績……JEITA調べ | RBB TODAY
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前年同月比を下回った1月の国内PC出荷実績……JEITA調べ

IT・デジタル デスクトップPC
「2010年1月パーソナルコンピュータ国内出荷実績」(JEITA調べ)
  • 「2010年1月パーソナルコンピュータ国内出荷実績」(JEITA調べ)
  • 「2010年1月地上デジタルチューナー内蔵PC国内出荷実績」(JEITA調べ)
 電子情報技術産業協会(JEITA)は24日、1月の「パーソナルコンピュータ国内出荷実績」を発表。出荷台数は2009年8月以来、前年同月比を下回る結果となった。

 1月の出荷台数合計は76万7千台で前年同月比90.7%、出荷金額合計は650億円で前年同月比83.1%という低水準を記録した。内訳を出荷台数/前年同月比で示すと、デスクトップPCは23万5千台/90.7%で、液晶一体型(オールインワン)が13万3千台/95.1%、セパレート(単体)は10万2千台/85.5%。ノートPCは53万2千台/90.6%で、モバイルノートが10万3千台/116.8%、A4型が42万9千台/86%。

 地上デジタルテレビチューナー内蔵モデルの出荷実績(台数/前年同月比)について見てみると、全体では8万9千台/110.1%で、デスクトップPCは7万台/125.4%、ノートPCは1万9千台/76.3%であった。内訳ではモバイルノートと地デジ内蔵デスクトップPCのみが前年比増を記録し、ほかは軒並みマイナス成長を示した。

 2010年1月は、政府が打ち出したスクールニューディール構想に基づき教育用PCの需要が高まっていたため、今回の結果にはその影響が表れたと推測される。実際、出荷台数ベースでの前年同月比の推移を見てみると、2009年11月は104.8%、12月は111.8%であったが、翌2010年1月は140.3%に急増。これを踏まえると、前年同月比ではマイナスだが、実績そのものは堅調に推移していると考えられる。
《加藤》
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