日本HP、インテル第2世代Core iシリーズ搭載のノートPC 2011年春モデル | RBB TODAY
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日本HP、インテル第2世代Core iシリーズ搭載のノートPC 2011年春モデル

IT・デジタル ノートPC
17.3V型「dv7-5000」
  • 17.3V型「dv7-5000」
  • 15.6V型「dv6-4000 Premium」
  • 15.6V型「G56」
  • 「dv6i」「dv6a」の新色「ソノマレッド(中)」と既存色の「シャンパンゴールド(左)」「ブラックチェリー(右)」
  • 音にこだわる14.5V型「ENVY14 Beats Edition」
  • 重さが約1.19kgの10.1V型「Mini 110-3500」
  • 180度フルオープンが可能な10.1V型「Mini 110-3500」
 日本ヒューレット・パッカード(HP)は11日、最新のインテル第2世代Core iシリーズ搭載など個人向けノートPCの2011年春モデルを発表。直販モデルは同日から、量販店モデルは20日から発売する。

 同社パーソナルシステムズ事業統括コンシューマービジネス本部でノートブックPCビジネスのプロダクトマネージャーを務める室裕朗氏は、2011年春モデルのキーワードとして「新テクノロジー」「新カラー」「低価格」の3つを挙げた。

 新テクノロジーとは、インテルの最新プロセッサーとなる第2世代Core iシリーズ(開発名:Sandy Bridge)を指す。第2世代Core iシリーズでは、従来のCoreプロセッサーとの比較で、インテルターボ・ブースト・テクノロジーの処理能力を向上したインテルターボ・ブースト・テクノロジー2.0を搭載した。また、インテルHDグラフィックスの性能を高めたインテルHDグラフィックス3000を装備し、Blu-rayディスクへの対応が容易となったほか、動画編集やゲームを楽しむために必要なディスクリート・グラフィックスの搭載が可能となった。

 2011年春モデルでは新たに、インテル第2世代Core iシリーズを搭載した「dv7-5000」と「dv6-4000 Premium」をラインアップ。また、低価格ノートの「Gシリーズ」に「G56」を追加した。

■17.3型のAVノート「dv7-5000」

 従来の「dv7 2010冬モデル」の上位に当たる直販モデルで、17.3V型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1,600×900ピクセル)を搭載するエンターテインメントノートPCのフラッグシップモデル。CPUは「Core i7-2820QM(2.3GHz)」「Core i7-2720QM(2.2GHz)」「Core i7-2630QM(2GHz)」から選択可能。グラフィックスはATI Mobility Radeon HD 6570(GDDR5 1GBメモリ)を標準装備する。

 ストレージは2TB/1TB/500GB HDDのほか、160GB SSD+500GB HDDのハイブリッド構成に対応。「Beats Audio」対応の2.1chスピーカーを標準で搭載する。

 そのほかのおもな仕様はdv7 2010冬モデルと同様で、OSはWindows 7 Home Premium(64ビット版)/Windows 7 Professional(64ビット版)、メモリは8GB/4GB/2GB、光学ドライブはBlu-rayディスクドライブ/DVDスーパーマルチ、無線LANはIEEE802.11b/g/nで、Bluetoothの搭載が可能となっている。

 ソフトウェアは、Microsoft Office Personal 2010/Microsoft Office Home & Business 2010、Corel Video Studio X3、Corel PaintShop Photo Pro X3、HP MediaSmartなど。

 直販価格は、Core i7-2630QM(2GHz)/2GBメモリ/500GB HDD/DVDスーパーマルチ選択の最小構成時に80,000円。

■15.6型の「dv6-4000 Premium」

 従来の「dv6 Premuim2010冬モデル(量販店モデルのみ)」の上位に当たる直販/量販店モデルで、15.6V型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1,366×768ピクセル)を搭載する。

 直販モデルのCPUは「Core i7-2720QM(2.2GHz)」「Core i7-2630QM(2GHz)」、グラフィックスはATI Mobility Radeon HD 6570(GDDR5 1GBメモリ)/HDグラフィックス3000から選択可能。ストレージは500GB/320GB HDDのほか、160GB SSDの搭載に対応する。

 OSはWindows 7 Home Premium(64ビット版)/Windows 7 Professional(64ビット版)、メモリは8GB/4GB/2GB、光学ドライブはBlu-rayディスクドライブ/DVDスーパーマルチ、無線LANはIEEE802.11b/g/nやBluetoothの搭載が可能となっている。ソフトウェアは、Microsoft Office Personal 2010/Microsoft Office Home & Business 2010をオプションで用意。最小構成価格は70,000円。

 量販店モデルのCPUは「Core i7-2630QM(2GHz)」、グラフィックスはHDグラフィックス3000。ほかはdv6 Premuim2010冬モデルと同様で、OSはWindows 7 Home Premium(64ビット版)、メモリは8GB、ストレージは1TB HDD(春モデルは5,400rpm/冬モデルは5,200rpm)、光学ドライブはBlu-rayディスクドライブ、無線LANはIEEE802.11b/g/nでBluetoothの搭載が可能。冬モデルはMicrosoft Office Personal 2010を搭載するが、春モデルは非搭載。価格はオープンで、予想実売価格は120,000円~。

■15.6型廉価版、55,000円前後の「G56」

 従来品の15.6V型ワイド液晶(解像度1,366×768ピクセル)搭載の「G62」よりも価格を抑えた「G56」を新たにラインアップ。G62との比較で機能や装備を絞り込み、「HP Imprint」テクノロジーや5in1カードスロット、HDMIポート、webカメラは非搭載。メモリはDDR3からDDR2へ、スピーカーはALTEC LANSINGブランドスピーカーからHPスピーカーへ変更した。

 G56のおもな仕様として、OSはWindows 7 Home Premium(64ビット版)、CPUはCeleron T3500(2.1GHz)、メモリは2GB、ストレージは250GB HDD、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、無線LANはIEEE802.11b/g/n。量販店モデルのみで、価格はオープン、予想実売価格は55,000円前後。

 上記のほか、2010冬モデルから新色の追加や仕様変更を行なったラインアップを用意する。

 新色は「ソノマレッド」で、米国カリフォルニアのワイン産地であるソノマ地方から由来した名前でワインレッドをイメージ。15.6V型液晶(解像度1,366×768ピクセル)搭載「dv6i」「dv6a」での新色で、両製品とも従来色「シャンパンゴールド」「ブラックチェリー」に加え計3色のラインアップとなった。

 仕様変更のラインアップは次のとおり。

■「dv6i」(インテル製CPUの15.6型)

 直販モデルは2010冬モデルとの比較として、CPUはCore i5-480M(2.66GHz)/Core i3-380M(2.53GHz)、ストレージは1TB/500GB/320GB/250GB HDD、グラフィックスはATI Mobility Radeon HD 6550(1GB)/HDグラフィックス。価格は50,000円から。

 量販店モデルは2010冬モデルから新たに追加された製品で、OSはWindows 7 Home Premium(64ビット版)、CPUはPentium P6200(2.13GHz)、メモリは2GB、ストレージは500GB HDD、グラフィックスはHDグラフィックス、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、無線LANはIEEE802.11b/g/nでBluetoothを搭載。Microsoft Office Personal 2010を装備する。本体カラーはソノマレッドのみ。価格はオープンで、予想実売価格は75,000円前後。

■「dv6a」(AMD製CPUの15.6型)

 直販モデルのみで2010冬モデルとの比較として、OSはWindows 7 Home Premium(64ビット版)/Windows 7 Professional(64ビット版)、CPUはPhenom II X4 N970(2.2GHz)/Athlon II X2 P360(2.3GHz)/V-Series V160(2.4GHz)、ストレージは1TB/500GB/320GB/250GB HDD、グラフィックスはATI Mobility Radeon HD 6550(1GB)/ATI Mobility Radeon HD 4250(チップセット内蔵)。価格は45,000円から。

■「dv6 Premium」(15.6型タッチパネル採用)

 dv6 Premiumのタッチモデル(量販店モデルのみ)は2010冬モデルとの比較として、CPUはCore i5-480M、ストレージは7,200rpmの640GB HDD、グラフィックスはATI Mobility Radeon HD 6370。価格はオープンで、予想実売価格は110,000円前後。

■「dv7」(17.3型)

 直販モデルのみで2010冬モデルとの比較として、CPUはCore i5-480M(2.66GHz)/Core i3-380M(2.53GHz)、ストレージは2TB/1TB/500GB HDDと500GB HDD+160GB SSD、グラフィックスはATI Mobility Radeon HD 6550(1GB)。価格は60,000円から。

■「G62」(15.6型)

 直販モデルのみで2010冬モデルとの比較として、スタンダードモデルのCPUがCore i3-380M(2.53GHz)、パフォーマンスモデル/パフォーマンスオフィスモデルのCPUがCore i5-480M(2.66GHz)。価格はオープンで、予想実売価格は、スタンダードモデルが65,000円前後、パフォーマンスモデルが75,000円前後、パフォーマンスオフィスモデルが90,000円前後。

■「ENVY14 Beats Edition」(14.5型)

 14.5V型ワイド液晶搭載ノートPCで、直販モデルは2010冬モデルとの比較として、CPUはCore i7-740QM(1.73GHz)。価格は140,000円から。量販店モデルは2010冬モデルとの比較として、CPUはCore i5-480M、ストレージは7,200rpmの640GB HDD。価格はオープンで、予想実売価格は130,000円前後。

■Mini 110-3500(10.1型)

 10.1V型ワイド液晶搭載ミニノートPCで、量販店モデルのみで「Mini 110-3100 2010冬モデル」との比較として、CPUはAtom N550(1.5GHz)、メモリはDDR3の1GB、ストレージは7,200rpmの250GB HDD。価格はオープンで、予想実売価格は40,000円前後。
《加藤》
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