セールスフォース、無償版「Chatter Free」を発表……同僚とのソーシャルコラボを実現 | RBB TODAY
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セールスフォース、無償版「Chatter Free」を発表……同僚とのソーシャルコラボを実現

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 米セールスフォース・ドットコムは現地時間7日、「Salesforce Chatter」の完全無償となる最新エディション「Chatter Free」を発表した。

 「Salesforce Chatter」は業界初のエンタープライズ・コラボレーション・アプリケーションおよびプラットフォームで、プロファイル、ステータスの更新、リアルタイムフィードなど、FacebookやTwitterで一般的となったソーシャル機能を提供するものだ。ユーザーは「Chatter」上でドキュメント、人、ビジネスプロセス、アプリケーションデータを“フォロー”することにより、同僚とのスムーズなコミュニケーションとコラボレーションが可能となる。「Chatter」は、Caesars Entertainment Corporation社、Kelly Services社、Pandora社など、現在までに世界60,000社以上の企業に導入されており、現在、Dell社およびReed Exhibition社をはじめとする多くの企業が「Chatter」を全社規模で展開している。

「Chatter Free」は、「Salesforce Chatter」および「Chatter Plus」を含む「Chatter」の新しいサービスで、ソーシャルコラボレーション・テクノロジーを企業内のすべての従業員に提供できる完全無償となるバージョンだ。利用可能な機能は、「プロファイル」「ステータスの更新」「リアルタイムフィード」「ファイル共有」「グループ」「フィルタ」「招待」「Chatter Mobile」「Chatter Desktop」となっている。

 既存のセールスフォースユーザーであれば、「Salesforce Chatter」のエンタープライズ・ソーシャルコラボレーション・テクノロジーの全機能を利用可能。また、「Chatter Plus」の利用により、「Chatter」の全機能を非Salesforceユーザーの従業員にも使用させることができる。ユーザーは「Chatter Plus」を利用して取引先や事例、ビジネスプロセスなど幅広い重要な情報を“フォロー”し、ビジネスデータを中心にしたコラボレーションを実現できる。また、「Chatter Plus」では、ソーシャルコラボレーション機能をセールスフォース以外のユーザーにまで広げ、取引先や取引先責任者、ダッシュボード、レポート、カレンダー、活動をフォローしたり、カスタムオブジェクトやChatter APIを利用したりすることも可能。

 「Chatter Free」はFacebookによって一般的となったソーシャルインビテーション・モデルを採用しており、非Salesforceユーザーを含め同僚であれば誰でも招待し、「Chatter」でコラボレーションができる。「Force.comプラットフォーム」を基盤にしているため、従業員はアクセス権が認められている情報以外は閲覧できず、セキュリティ環境も確保されている。

 「Salesforce Chatter」は、すでに一般提供が開始されており、「Salesforce CRM」および「Force.com」を有償利用中のユーザーは、無償で利用可能。「Chatter Plus」ユーザーライセンスは、Professional Edition、Enterprise Edition、Unlimited Editionで、1ユーザー当たり月額1,500円(税別)。「Chatter Free」は、すでに一般提供が開始されており、「salesforce.com」を有償利用中のユーザーの全従業員が無償で利用可能。
《冨岡晶》
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