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Skypeが国際救援活動を支援……UNHCRの現地スタッフへ通信手段を提供

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 スカイプは6日(東部標準時)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のスタッフが活動する世界の120拠点に向けて、低帯域幅に対応した同社ソフトウェアを開発したと発表。これにより、接続性の低いネットワーク経由であっても、ネット上で音声・ビデオ通話を無料もしくは低価格で提供できるようになるとしている。

 同ソフトウェア提供の背景として同社は、現地スタッフを取り巻く通信環境の劣悪さや、UNHCRにおける職員の個人的な通話料が自己負担となっている点などをあげた。

 このUNHCR向けに開発されたソフトウェアは、すでにイラク、スーダン、アフガニスタンでの試験を終えており、現在アフガニスタン、アルジェリア、バングラデッシュ、チャドなどの辺境地域に配属されている1,010人のスタッフが利用できる状態だという。

 2010年末までに、ケニアやミャンマーなど60のUNHCRの活動拠点で働く2,072名以上のスタッフまで拡大する計画。さらに2011年末までには、UNHCRの活動地域の8割以上に提供し、3,000人以上のスタッフが利用できる環境を目指すという。


 UNHCRは1951年に設立。難民および避難民を対象とした国際救援活動を行っている。

《RBB TODAY》
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