【クラウドEXPO(Vol.9】ソフトバンクが提案する、iPhone/iPadを利用した「ホワイトワークスタイル」 | RBB TODAY
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【クラウドEXPO(Vol.9】ソフトバンクが提案する、iPhone/iPadを利用した「ホワイトワークスタイル」

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
ソフトバンクの展示ブース。iPhone/iPadを用いた「ホワイトワークスタイル」の事例を紹介している
  • ソフトバンクの展示ブース。iPhone/iPadを用いた「ホワイトワークスタイル」の事例を紹介している
  • 同社で実践してきた事例をべースに説明。シンクライアント化によって、社員の業務効率の大幅アップが期待できると説明する
  • ホワイトクラウド デスクトップサービスの展示ブース。ノートPCやiPhone/iPadといった端末を採用し、シンクライアント型のクラウドサービスを活用する
  • iPadをシンクライアント端末として利用し、アクセスをするデモンストレーション
 11月12日まで、幕張メッセにて「クラウドコンピューティングEXPO」が開催されている。ここではソフトバンクテレコムの「ホワイトクラウド」と、その活用事例の1つを紹介しよう。ホワイトクラウドとは、同社グループが提供するクラウドサービスの総称だ。

 その中でも同社では「ホワイトクラウドを活用することで、新しいワークスタイルを実現できる」という「ホワイトワークスタイル」を提案している。ホワイトワークスタイルとは、「いつでも、どこでも、どのスクリーンからでも、すばやく、簡単かつセキュアに、時間・場所・利用デバイスにも制約なく仕事ができる革新的なワークスタイルだ」という。これらを実現する1つの解として、同社のブースで展示されていたのが「デスクトップサービス」だ。

 デスクトップサービスは、ホワイトクラウドのカテゴリーではファウンデーションサービスに属するもの。このサービスを端的に説明すると、いわゆる「シンクライアント型のクラウドサービス」ということになる。ソフトバンクテレコムのデータセンター内に仮想サーバーを構築し、ビジネスでよく利用する業務システムやアプリケーションなどをクライアント端末からセキュアに活用するというイメージだ。

 特徴的な点は、シンクライアント専用PCのほか、ノートPCやiPhone/iPadといった端末も推奨していることだろう。たとえば、会社ではシンクライアント専用PCを用い、外出先ではiPhone/iPadなどのモバイルデバイスでアクセスする。さらに自宅ではノートPCにUSB(オプション)を接続してシンクライアント化するというように、利用シーンごとに臨機応変に使い分けも可能だ。同社のブースでは、これらの事例として、救急医療の現場にiPhone/iPadを導入したさくら総合病院、ショールームにiPadとWi-Fiスポットを導入し顧客との情報共有の促進を図ったBMWなどの例が紹介されていた。

 また同社は通信事業者としての強みもあり、VPNや認証などセキュリティを担保した形でネットワークサービスを提供することができる。このような総合的なソリューションの組み合わせによって、時間や場所、利用端末を問わず、仮想サーバーに機動的にアクセスして作業でき、ユーザーの端末側にはいっさいデータを残さず、セキュリティ性も確保できるというわけだ。

 デスクトップサービスの基本価格については、20デスクトップ・パック(1CPU、3GBメモリー、10GB・HDDの場合)で、初期費用3万1500円、月額使用料が11万5500円(5年契約時)、18万9000円(3年契約時)となっている。
《井上猛雄》
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