NTT Comとマイクロソフト、先進的“ハイブリッドクラウドサービス”の提供で協業 | RBB TODAY
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NTT Comとマイクロソフト、先進的“ハイブリッドクラウドサービス”の提供で協業

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サービス提供概念図
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 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とマイクロソフトは13日、NTT Comの「Bizホスティングエンタープライズ」と、マイクロソフトのWindows Azure Platformなどを連携させた“ハイブリッドクラウドサービス”を提供することで合意した。

 日本国内の堅牢なデータセンターに設置された「Bizホスティング エンタープライズ」のWindowsServer 2008 R2上に、マイクロソフトの構築支援を得ながら、Hyper-Vなど仮想化技術を最大限活用して構築するプライベートクラウド基盤を提供する。さらに「Bizホスティング エンタープライズ」とマイクロソフトのWindows Azure Platform、MicrosoftOnline Servicesの各種クラウドサービスを接続し、シングルサインオン、セキュアアクセスなどを可能にする。さらに「Bizホスティング エンタープライズ」では、自社運用(オンプレミス)とWindows Azure Platformも含めて全体統制するシームレス・クラウドマネジメントを提供する。

 本サービスを利用する企業は、自社運用(オンプレミス)、「Bizホスティングエンタープライズ」によるプライベートクラウド、Windows Azure Platformによるパブリッククラウドを組み合わせたシステムの利用が可能となり、自社運用(オンプレミス)のみのシステム利用時と比較して、約5割のコスト削減が可能となる見込みだ。

 NTT Comの提供する「Bizホスティング エンタープライズ」は、TierIIIレベル以上の堅牢で厳重なセキュリティが確保されたデータセンターに構築されている。一方マイクロソフトが提供するWindows Azure Platformは、全世界のマイクロソフトのデータセンターをベースに、インターネット経由でコンピューティングリソースを提供するパブリッククラウドサービスとなっている。マイクロソフトは本年2月のWindows Azure Platform提供開始当初より、NTTComエンジニアの育成支援や検証用の環境提供を含む技術情報を提供するなど、本ハイブリッドクラウドサービスの開始に向けた支援を行ってきたとのこと。

 NTT Comにて2010年12月より試験サービスの受付を開始し、2011年第4四半期より提供を開始する予定。両社は、今後も継続して、Windows Azure Platformに順次搭載される予定の新機能や、MicrosoftOnline Servicesの円滑な導入・利用に向けた検証作業を共同で実施する。また、「NTT Communications Forum 2010」(10月28日、29日。帝国ホテル東京)、「クラウドコンピューティングEXPO」(11月10日~12日。幕張メッセ)に、「Bizホスティング エンタープライズ」を展示する予定。
《冨岡晶》
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