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新型iPodの反響は?ソニーのウォークマンが追い上げ

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MP3プレーヤーカテゴリにおけるアップルとソニーのPV推移
  • MP3プレーヤーカテゴリにおけるアップルとソニーのPV推移
  • 新型iPodのPV推移
 カカクコムは16日、アップルのiPodや、ソニーのウォークマンなどのMP3プレーヤーの動向に関するレポート結果を発表した。レポートは、同社の購買支援サイト「価格.com」に蓄積されたアクセスデータや価格情報などを集計・分析したもの。

 同レポートによると、従来iPodに独占されてきたMP3プレーヤーの市場シェアに、ここ1年ほどで変化が起きているという。直近1年間の「価格.com」の「MP3プレーヤー」カテゴリにおけるアップルとソニーのアクセス数推移(週次)では、昨年9月に新型のiPodシリーズが発表された際に、iPodのアクセスが急増したものの、その後の両社のPVは拮抗した状態が続いている。

 今年の9月2日に新型iPodが発表された際も、昨年と同じくアップルのアクセス数が急上昇したものの、前回の発表時に比べると微減となり、今年は昨年以上に話題の収束が早いとしている。同レポートはその理由として、iPhone4やiPadの好調による新型iPodへの関心度の低下、ウォークマン人気の高まりをあげている。「価格.com」においてもウォークマンは音質の良さから高評価を得ており、人気がiPodシリーズと拮抗しているという。さらに今年は例年より早い9月15日に新型ウォークマンが発表されたため、iPodの話題性が削がれる可能性もあるという。

 今年の新型iPodシリーズへの反響を分析すると、アクセス数はiPod touchが最も高く、2日の発表以来、4~5万PV/日。一方iPod nanoは1万PV/日、iPod shuffleは5,000PV/日と、製品間で人気の差が目立つ結果となった。iPod touchの人気の理由としては、iOSや3.5インチのRetinaディスプレイを搭載するなど、iPhone 4に匹敵する性能を備えたためではないかと分析している。またiPod nanoの不人気の要因として、従来搭載されていたカメラ機能や動画再生機能がなくなった点をあげ、iPod shuffleは小型化したiPod nanoとの差が分かりづらくなったためではないかとしている。「価格.com」上で、新型iPod nanoに関するクチコミを見ると、「nanoって言うよりshuffleの進化型」といったコメントが見られるという。
《RBB TODAY》
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