電子マネー利用者、「Edy/Suica世代」と「WAON/nanaco世代」に分かれる ~ 野村総研調べ
対象地域は札幌市、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、東海(愛知県、三重県、岐阜県)、近畿(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)、福岡県の5地域。対象となった電子マネーは、Edy、Suica、PASMO、ICOCA、PiTaPa、TOICA、nimoca、SUGOCA、Kitaca、SAPICA、nanaco、WAON、iD、QUICPay、Smartplus/Visa Touch、PayPass、JAL ICクーポン、taspo/ピデル。
首都圏では、電子マネーの保有率が98.6%に達した他、近畿で77.8%、札幌市で75.0%、福岡県で68.3%、東海で65.7%と、いずれの地域においても60%を超えたことが確認された。電子マネー保有者の一人当たり保有数は、5つの地域全部の平均で「2.39枚」となり、前回の2.37枚からほとんど変化はなかった。
また、電子マネーを保有し、かつ乗車券や定期券用途以外に買い物で利用している人の割合が、5つの地域全部で初めて過半数に達した。また今回の調査では、電子マネーを買い物に利用している人のうち、約4割が2枚以上を使っていることがわかった。買い物にもっとも多く使っている「メイン電子マネー」の買い物利用の状況について尋ねたところ、「月間平均利用金額」は、昨年の6,033円から6,322円に増加。「月間平均利用回数」は6.7回と、昨年の7.0回に比べやや減少したのに対し、「平均利用単価」は899円から924円と前回よりやや増加した。
2番目によく使う「サブ電子マネー」については、約4割が利用。複数の電子マネーを意識的に使い分けていることが推察された。サブ電子マネーの「月間平均利用金額」は、3,231円、「月間平均利用回数」は3.9回と、「メイン電子マネー」に比べて、それぞれ半分強となっている。
電子マネーの利用年数別に「メイン電子マネー」のシェアをみたところ、利用年数が5年以上の電子マネー利用者のメイン電子マネーの割合が、Edy(28.3%)とSuica(24.5%)で過半数を占めるのに対して、電子マネーの利用年数が1年未満の利用者ではWAON(26.1%)とnanaco(24.4%)の流通系マネーで過半数を占めるなど、利用経験年数によってメイン電子マネーが大きく異なっており、特に流通系電子マネーの急速な普及が、電子マネー利用者のすそ野の拡大に寄与していることが示唆された。
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